カードローン審査は甘い?おすすめ借入先12選と審査ポイントを解説

カードローンの審査が甘い借入先は存在しません。
審査を甘くすると、返済能力が低い人にもお金を貸すことになり、結果として貸し倒れのリスクが高まるためです。
そのため、貸金業者や金融機関は必ず借入審査を行っています。

とはいえ、すべての金融機関が同じ審査基準を用いているわけではなく、中には柔軟な審査を行う金融機関もあります。

本記事では、比較的審査に通りやすいとされる金融機関を厳選して12種ご紹介。
また、審査に通過するためのコツや審査に落ちた場合の対処法まで徹底解説します。
自身の生活に合った最適なカードローンを選びましょう。

目次

カードローン審査が甘い借入先は存在しない

カードローン審査が甘い借入先は原則ありません

カードローンの審査が甘い借入先は存在しません。
なぜなら、カードローン審査は申込者の返済能力を見極めるために行うからです。

審査を甘くしてしまうと、返済能力が低い人にもお金を貸すことになり、結果として貸し倒れのリスクが高まります。
そのため、貸金業者や金融機関は必ず借入審査を行うのです。

貸金業法によって返済能力に関する調査が義務づけられている

消費者金融のカードローンに、審査が甘いというイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、日本貸金業協会に登録している正規の消費者金融で、きちんと審査をしていない業者はありません。

なぜなら、貸金業法第13条によって貸金業者は返済能力や信用情報などの調査をするように定められているからです。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

貸金業法第13条

貸金業法は、金融庁管轄のもと制定されている法律で、貸しすぎ・借りすぎによる共倒れを防ぐ意味合いがあります。
違反した貸金業者は、最悪の場合貸金業法に基づく行政処分を受けることに。

そのため、消費者金融・クレジットカード会社といった貸金業者の借入審査が粗雑に行われることはないのです。

審査基準はカードローンによって異なる

各金融機関ごとに、独自の審査基準があります。
「ある金融機関では審査に落ちたけれど、違う金融機関では審査を通過した」というケースもあるでしょう。

ただし、「審査基準が異なる=審査が甘い」わけではありませんので、注意してください。
金融機関が融資を実行するのは、あくまで無理なく返済できる範囲の借入れのみ。
少額融資であっても、一定の基準を満たしていなければ審査に通過することはできません。

カードローン審査が甘いと言われるおすすめ大手消費者金融5選

審査が甘い借入先は存在しませんが、すべての金融機関が同じ審査基準を用いているわけではありません。
中には他社よりも柔軟な審査を行っている金融機関も存在します。

ここからは、比較的審査に受かりやすいとされる金融機関を紹介します。
結論から言えば、今日中に借りたい人には消費者金融がおすすめです。

個人向けカードローンを提供している会社は、主に消費者金融・クレジットカード会社・銀行カードローンの3種類。
その中で融資の速さと審査の柔軟さを比較すると、今日中に借入れできる可能性が高いのは消費者金融となります。

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カードローン融資までの速さ審査の通過難易度
消費者金融
クレジットカード会社
銀行カードローン

とくに、大手の消費者金融はサポートも厚く安全性が高い点が魅力。
次の5社のいずれかで借入れするのがおすすめです。

大手消費者金融の多くは、財務情報の月次データでカードローンの新規申込数と成約数を公開しています。
非公表のプロミス、SMBCモビットを除く4社のデータは以下の通りです。

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消費者金融名審査通過率

プロミス

非公表

アコム

39.3 %(2026年3月期)※1

アイフル

30.7%(2026年3月期)※2

レイク

21.6 %(2026年3月期)※3

SMBCモビット

非公表

※1 アコム2026年3月期を参照
※2 アイフル月次データ2026年3月参照
※3 SBI新生銀行決算関連資料2026年3月期を参照

アコムの場合、40%近くの人が新規の借入れに成功していることがわかります。
「初めてお金を借りる人」に選ばれやすいということです。

①【プロミス】審査通過率が最も高く今日中に借りられる

※ロゴ:2022年10月時点

プロミスの詳細はこちら

プロミスは初めてお金を借りる人にピッタリな消費者金融です。
初回利用でも借りやすく、即日融資も受けられるので、急遽お金が必要になったときにも便利。

具体的な成約率は公開していませんが、大手の消費者金融の中では審査に通りやすいといわれています。
「審査がどこも通らない」とお悩みの人にぜひ検討してほしいカードローンです。

また、申込みから本審査通過までは最短3分(※)程度で終了。
借入可能となった場合は、インターネット振込を選択すれば24時間いつでも最短10秒で借入れが完了します。

プロミスは大手消費者金融5社の中で唯一上限金利が18.0%を切っているなど……
利息の支払いを減らすことが出来る点も魅力です。

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名称プロミス
新規顧客成約率非公表
融資にかかる時間最短3分※1
借入利率4.5%~17.8%(実質年率)
融資限度額500万円
担保・保証人不要

プロミスの詳細はこちら

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。

②【アコム】初めて借りる人に選ばれているので新規貸付率が高い

アコムの詳細はこちら

アコムは、新規貸付率が高いカードローンとして挙げられる借入先の1つです。

「初めてのアコム」のキャッチコピー通り、アコムは初めてお金を借りる人に選ばれています
審査通過率は、2026年3月期で39.3%(※1)。

申込みから借入れまでスマホで完結し、最短20分(※2)で融資が完了するスムーズさもアコムの魅力。
初めてお金を借りる人や、他社での借入履歴があっても返済が完了している人にもおすすめします。
ぜひ検討してみてくださいね。

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名称アコム
新規貸付率39.3 %(2026年3月期)※1
融資にかかる時間最短20分※2
借入利率3.0%~18.0%(実質年率)
融資限度額1万円~800万円
担保・保証人不要

アコムの詳細はこちら

※1 アコム2026年3月期を参照
※2 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

③【アイフル】2社目以降の借入先として利用する人が多い

アイフルの1秒診断はこちら

アイフルは国内最大手の消費者金融の1つで、現在も多くの人が利用するカードローンです。
アイフル2026年3月期の新規率は30.7%。
アコムに次いで2番目の数字になっています。

アイフルの新規率がやや低い理由は、2社目以降の借入先として選ぶ人が多いため。
アイフルが大手の中で唯一、銀行のグループに属さない独立した貸金業者だからでしょう。

アイフルは、他社と異なる独自の審査基準を採用しているとされています。
他者で審査に落ちた人や、審査落ちが心配な人が申し込むケースが少なくありません。

そのため、新規率は多少低めでも、他社と併用される傾向が強いカードローンと言えます。

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名称アイフル
新規成約率30.7%(2026年3月期)※1
融資にかかる時間最短20分※2
借入利率3.0%~18.0%(実質年率)※3
融資限度額800万円
担保・保証人不要

※2 アイフル月次データ2026年3月参照
※2 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※3 貸付条件の詳細はリンク先の公式HPをご確認ください。

アイフルの1秒診断はこちら

④【SMBCモビット】データ非公表もWEB完結の利便性が魅力

画像:SMBCモビット

SMBCモビットのWEB完結申し込みはこちら

SMBCモビットは、大手消費者金融5社の中では唯一審査に関する情報を公開していません。

しかしながら、SMBCモビットはプロミスと同じSMBCグループが運営している消費者金融。
審査の基準や方法については、プロミスと同様に考えて問題ないでしょう。

SMBCモビット最大の特徴は、WEB完結で申込みから融資まで完了する点です。
勤務先の在籍確認も含めて、手続きは全てWEB上で完結。
余計な手間が掛かることなく周りの人に知られるリスクもありません。

また、SMBCモビットは三井住友銀行の支店内にあるローン契約機からも申込みが出来ます。
しかし、足を運ぶ手間を考えるとWEB申し込みが良いでしょう。

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名称SMBCモビット
審査に関する情報非公表
融資にかかる時間最短30分
借入利率3.0%~18.0%(実質年率)
融資限度額800万円
担保・保証人不要

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります

SMBCモビットのWEB完結申し込みはこちら

⑤【レイク】WEB申込みで適用される365日間の無利息が魅力

レイクのWebからお申込みはこちら

SBI新生銀行グループの消費者金融であるレイク。
新規率は2026年3月期で21.6 %と、他のカードローンに比べて厳しめの数字です。
レイクは後発の消費者金融であることから、1社目の借入先として選ばれにくい点が理由として挙げられます。

しかし、レイクには大変魅力的なサービスが充実しています。
初回利用であれば、WEB申込限定で契約額50万円未満でも60日間の無利息期間を適用。
さらに、契約額50万円以上で契約後59日以内に収入証明書類の提出と登録が完了すれば、365日間無利息です。

利息負担が心配な人は、即日融資が可能かつ無利息期間のキャンペーンが魅力的なレイクを検討しましょう。

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名称レイク
新規顧客獲得率21.6 %(2026年3月期)※1
融資にかかる時間最短20分 ※2
借入利率4.5%~18.0%(実質年率)※3
融資限度額500万円
担保・保証人不要

※1 SBI新生銀行決算関連資料2026年3月期を参照
※2Web申込で最短20分融資。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※3 貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。

レイクについて

貸付条件はこちら

レイクの無利息について
  • 初回契約日の翌日から無利息
  • 無利息期間経過後は通常金利適用
  • 他の無利息商品との併用はできません

365日間無利息】は、以下の条件を満たす方が適用対象です。

  • レイクで初めてのご契約
  • Webでお申込み・ご契約を完了
  • ご契約額が50万円以上
  • ご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了

60日間無利息】は、以下の条件を満たす方が適用対象です。

  • レイクで初めてのご契約
  • Webでお申込みを完了
  • ご契約額が50万円未満

レイクのWebからお申込みはこちら

カードローン審査が甘いと言われるおすすめ中小消費者金融3選

「街金」と言われる中小消費者金融であっても、審査が甘いわけではありません。
しかし、金融機関によっては申込者の事情を組んで柔軟な審査を行ってくれる場合もあります。

ここからは、比較的審査に受かりやすいと言われる3社を解説します。

おすすめ中小消費者金融

中小消費者金融は、大手の会社と比べて借入金利が高めです。
貸し倒れのリスクを減らすために、返済能力の調査も慎重に行われます。

①【セントラル】最大30日間は金利0円でお金を借りられる

引用:セントラル公式サイト

セントラルは、昭和48年から貸金業を営んでいる老舗企業です。
創業から「お客さま第一主義」の精神で、申込者のニーズに親身に答えられるサービスを提供しています。

申込み方法はWEB申込み、自動契約機、来店申込み、コンビニ、郵送の5つ。
WEB申し込みは24時間受け付けており、平日14時までの申込みで即日審査・即日融資が可能です。

セントラルを初めて利用する場合、契約日の翌日から最大30日間は金利0円で融資を受けられます。

実質年率年4.8%〜18.0%
審査時間最短即日
借入限度額1万円〜300万円
無利息期間最大30日
在籍確認あり(電話での実施)
Web申込み可能
申込み条件20歳以上

②【フタバ】平日16時までに審査完了で即日融資できる

引用:フタバ公式サイト

フタバは昭和37年に創業し、60年以上貸金業を営んでいる老舗企業です。
WEBもしくは電話から24時間申込みできるので、来店する必要はありません。

平日16時までに手続きが終わり、審査通過と振込先が分かれば、その日のうちにお金を借りられます。
また、フタバを初めて利用する人は、最大30日間利息無料。
お金を借りることをためらっている人でも、短期間なら利息を気にせず利用できますよ。

実質年率1〜10万円未満:14.959%〜19.945%
10〜50万円:14.959%〜17.950%
審査時間最短即日
借入限度額1万円〜50万円
無利息期間初めての方:最大30日間
在籍確認あり(電話での実施)
Web申込み可能
申込み条件20歳以上73歳以下の安定した収入と返済能力がある方

③【フクホー】店舗での申込みで即日融資可能

引用:フクホー公式サイト

フクホーは、昭和42年に創業し、50年以上も貸金業を行ってきた消費者金融の老舗企業です。

融資の申込みは、インターネットと電話から24時間受け付けています。
来店不要で申込み可能なため、近くに店舗がない人や他県の人でも利用可能です。

急ぎでお金を借りたい人は、直接店舗に行って申込みをするのが良いでしょう。
店頭で融資を申し込めば、審査次第では最短即日で対応してもらえる場合もあります。

また、全国のセブンイレブンで契約書類を受け取れるため、郵便物なしで審査が受けられるのも魅力です。

実質年率年7.3%〜18.0%
審査時間最短即日
借入限度額5万円〜200万円
無利息期間なし
在籍確認あり(電話での実施)
Web申込み可能
申込み条件20歳以上66歳未満の方(仕事をされていない方は対象外)

カードローン審査が甘いと言われるおすすめ銀行4選

カードローンは、大きく分けて銀行のカードローンと、貸金業者(ノンバンク)のカードローンの2種類。
銀行カードローンは全国銀行協会に加盟しており、銀行法が適用されます。

借入れ金利が低い分、貸金業者よりも審査が厳しい傾向にあるのが特徴です。

また、審査では収入や他社借入情報のチェックに加えて、反社会的勢力でないことを確認する必要も。
警察庁のデータベースへの問い合わせが義務付けられています。

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カードローン種別金利
ノンバンク年率3.0%~18.0%程度
銀行カードローン年率1.5%~14.5%程度

ここでは、以下の4社の銀行カードローンについて解説します。

おすすめ銀行カードローン4社

①【楽天銀行】楽天のサービスをよく利用している人にもおすすめ

画像:楽天銀行

楽天銀行の「スーパーローン」は、全ての申込み手続きをWEB上で行うネット銀行のカードローンです。
柔軟なネット銀行のため、信用情報に問題がない人におすすめの借入先といえるでしょう。

また、楽天会員の方は会員ランクに応じて審査が優遇される場合も。
金利やキャッシュバックなどお得に利用できるキャンペーンなども積極的に実施しています。
楽天会員の人は是非チェックしてみてください。

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名称楽天銀行スーパーローン
融資にかかる時間最短翌日
借入利率年1.9%~14.5%(実質年率)
融資限度額最大800万円
担保・保証人不要

②【auじぶん銀行】au IDを持っている人なら金利が優遇される

画像:auじぶん銀行

auじぶん銀行のカードローンは、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資で運営しているネット銀行カードローンです。
申込みから借入れまでWEBで完結でき、最大の魅力は銀行カードローンの中でもひときわお得な借入金利。
実質年率は1.48%~17.5%の低金利となっています。

また、au IDを持っている人なら年間の金利が0.1%優遇されます。
auユーザーで借入先を探している人には、ぜひ検討してほしいカードローンです。

ただし、auじぶん銀行カードローンの保証会社はアコムである点に注意が必要。
過去にアコムでの延滞や未納などがある人は、審査に落ちる可能性が高くなります。

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名称auじぶん銀行カードローン
融資にかかる時間最短数日
借入利率1.48%~17.5%(実質年率)
融資限度額800万円
担保・保証人不要

③【三井住友銀行】メガバンクならではの安心感が魅力

三井住友銀行カードローンはメガバンクならではの安心感と、利便性の高さが強みのカードローンです。
実店舗でももちろん借入れ出来ますが、WEB完結なら24時間申込みOKとなっています。
銀行カードローンでは珍しく、最短で当日中に融資を受けることも可能。

現在三井住友銀行の口座を持っていなくても申込みはできます。
しかし、持っている人はお持ちのキャッシュカードで借入れ可能です。

三井住友銀行カードローンの魅力は、サポートが厚く最短当日中に借りられること。
ただし、審査は甘くないので申込みの際には信用情報に問題がないか確認しておきましょう。

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名称三井住友銀行カードローン
融資にかかる時間最短当日
借入利率1.5%~14.5%(実質年率)
融資限度額800万円
担保・保証人不要

④【横浜銀行】利用エリアが限られるが融資に積極的

横浜銀行カードローンは、個人向け融資に積極的な地方銀行カードローンです。
おまとめローンでの利用も認められています。

借入限度額は、10~1,000万円(10万円単位)と大きめ。
審査結果の回答も最短当日中に返ってきます。
銀行カードローンの中でも特に使い勝手が良いカードローンといえるでしょう。

なお、保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社となっています。
プロミスかSMBCモビットで過去に延滞・未納がある人は審査に落ちる可能性があるため注意が必要です。

また、横浜銀行カードローンは全国どこからでも利用可能なわけではありません。
申込みは、居住または勤務地が以下のエリアにある人に限られます。

  • 東京都、神奈川県の全域
  • 群馬県の前橋市、高崎市、桐生市
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名称横浜銀行カードローン
融資にかかる時間最短当日中
借入利率年1.5~14.6%(変動金利)
お借入限度額10~1,000万円(10万円単位)
担保・保証人不要

カードローン審査で重要視される3つのポイント

カードローンの審査が甘い借入先というのは残念ながら存在しません。
しかし、基本的にどこのカードローンでも審査で重点的に見られるポイントは共通しています。

カードローン審査で重要なポイント

審査で重要なポイントを知って、落ちる確率を減らしましょう。

①申込者の属性に関する情報

カードローン審査において最も重視されるのは、申込者の返済能力です。

カードローン会社は返済時の利息分で利益を得ている営利会社。
そのため、返済が滞る可能性がある人は審査で真っ先に落とします。

その返済能力を計るための指標となるのが、申込者の属性情報です。

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属性情報属性
職業失業しにくい職種・会社であるかが重要
勤続年数勤続年数が長いほど有利になる
勤務形態雇用が安定している正社員が有利になる
収入収入の過多よりも安定した収入かどうかが重要
年齢年齢が上がるほど所得が多いと考えられ有利になる
既婚or未婚可処分所得が多い未婚の方が有利になる
居住形態借家よりも固定資産がある持ち家の方が有利になる
固定電話の有無有りの方が居住環境が安定していると考えられ有利になる

全ての属性情報が有利である必要はありませんが、安定性に欠ける属性は審査で不利に働く可能性があります。
あくまで重要なのは、その属性が安定して返済をすることが出来る証明になるという点です。

例えば、手取りの収入が少なくても倒産する可能性が低い会社で正社員雇用されている場合。
収入に見合った限度額での申込みならば、審査に通る可能性は高いでしょう。

一方で、今現在の収入は多くても安定性に欠ける収入の場合は、返済能力に乏しいと判断されてしまうケースもあります。

②信用情報

カードローンの審査では、属性情報に加えて申込者の個人信用情報を参照します。

信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。

信用情報とは|指定信用情報機関のCIC

信用情報機関には国内のあらゆる会社が加盟しており……
クレジットカードや携帯料金の支払い履歴やローンなどの契約情報、返済情報が記載されています。

カードローンの審査では、お金を返済する能力と返済の意思を示すことが必要不可欠。
貸金業者が信用に足ると判断したら審査に通過し、お金を借りることが可能です。
返済状況などに問題がなければ、返済する意思と能力があることの証明になります。

③他社からの借入状況

他社カードローンからの借入状況も、カードローン審査の重要ポイントです。
カードローン会社は審査において、信用情報から申込者の他社借入状況を必ず確認します。

他社借入状況を確認する理由
  • 返済滞納リスクを回避するため
  • 総量規制を超えていないかをチェックするため

カードローン会社は、返済を滞納する可能性があると判断した人にお金を貸すことはありません。
他社からの借入がある場合、自社への返済が滞るリスクがあると思われてしまうのです。

さらに貸金業法では、過剰貸し付け防止のため総量規制が定められています。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

お借入れは年収の3分の1までです|日本貸金業協会

カードローン会社は規制対象にならないように、信用情報を参照して他社借入状況をチェックしているのです。

カードローン審査に通りやすくするコツ2選

カードローンの審査には「こうすれば通過できる!」という確実な方法はありません。
しかし、以下の2つを意識することで、審査がスムーズに進む可能性はあります。

①事前に必要書類を準備しておく

カードローンに申し込む際には、事前に必要書類を準備しておきましょう。
手続きがスムーズに進み、審査も通りやすくなります。

申込みの際に、必ず準備しなければいけない書類は本人確認書類です。

本人確認書類の種類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 身体障害者手帳
  • 健康保険証
  • 国民年金手帳

運転免許証のように顔写真付きの書類は1点のみ。
健康保険証のような顔写真なしの書類は2点準備することで、申込みできます。

さらに、以下の場合は収入証明書が必要です。

  • 借入希望額が50万円を超えるとき
  • 借入希望額と他社からの借入額の合計が100万円を超えるとき

収入証明書として利用できるものは以下の通りです。

収入証明書として利用できるもの
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 所得証明書
  • 住民課税決定通知書

なお、自営業の場合は確定申告書が収入証明書として利用できます。
50万円を超えて借入れしたい場合は、事前に収入証明書を手元に準備しておきましょう。

②信用情報に問題があるときは一定期間あける

過去に滞納や債務整理を行った人は、信用情報に記録されます。
金融事故が信用情報に記録されている場合は、カードローンの審査を通過するのは難しいです。

ただし、過去の記録がずっと残っているわけではありません。
信用情報に記録されている期間は、滞納は5年間、債務整理は最長7年間です。
信用情報を確認し、記録が削除されていたら申込みをしましょう。

カードローンで即日融資を受けやすくする方法3つ

即日でお金を借りたい場合、申込のタイミングや方法を少し工夫するだけで、審査がスムーズに進みやすくなります。
以下の3つを意識することで、より確実に即日融資を実現しやすくなるでしょう。

①平日の午前中に申し込む

即日融資を狙うなら、平日午前中の申込みがベスト
審査受付の締切は夕方〜夜に設定されていることが一般的です。
早めに申し込むほど対応してもらえる確率が高くなります。

また、自動で点数化するスコアリングシステムを採用する大手なら、スピード審査も可能。
即日融資を希望するなら、まずは大手から検討しましょう。

在籍確認が必要な場合は勤務先の営業時間内でないと手続きが進みません。
結果として、即日融資も難しくなるため注意が必要です。

②スマホ申込後に「急ぎ」と電話で伝える

WEBやアプリで申し込んだ後、カスタマーサポートに電話で「急いでいる」旨を伝えましょう。
運が良ければ、優先対応される場合があります。

また、必要書類や確認事項についても直接確認できるため、無駄な待ち時間を減らすことにもつながります。
急ぎの場合は、自動契約機を使うのもおすすめです。
必要書類は事前にチェック&準備しておきましょう。

③土日対応の金融機関に申し込む

平日の申込みが難しい人は、土日対応の金融機関を選びましょう

一例として、土日の審査に対応している金融機関を以下で挙げています。
参考にしてくださいね。

会社名申込可能時間
プロミス24時間
SMBCモビットはじめてご利用されるお客さま 9:00~21:00
アイフル24時間
レイク24時間
※即日融資の場合21時(日曜日は18時)までに契約完了

なお、一部金融機関では、申込時間が決まっている場合もあります。
事前に即日審査可能な申込時間を確認しておくことがポイントです。

カードローン審査に落ちるのはどんな人?6つの特徴

カードローンでお金を借りるには返済能力が必要なので、現在無職で収入がない人は審査には通りません。
しかし、継続的に収入があるにも関わらずカードローン審査に落ちてしまう人もいるでしょう。

ここでは、収入があってもカードローン審査に落ちてしまう人の特徴について解説します。

①安定収入がない

審査の際は現在の収入状況を厳しく審査されますが、年収が高ければよいというわけではありません
以下のような人は安定収入があるとは言えず、審査通過が難しい傾向にあります。

収入が不安定と認識される可能性がある人
  • 就業期間が短すぎる人
  • 月によって収入額が大きく変わる人
  • 就業先が定まっていない人

就業期間が短すぎる人は、たとえ正社員であっても「すぐに辞める可能性がある」と判断されます。
長期間勤務した実績がないため、収入の継続性が疑われがちです。

また、フリーランスのような毎月の収入にムラがある場合も、一定の返済能力があるとは見なされにくくなります。
就業先が定まらず、アルバイトや日雇いなどを繰り返している人も、安定的な雇用が確認できません。

こうした要素が重なると、安定収入がないと見なされ審査に不利になる可能性が高まるのです。

②現在の借入金額や件数が多すぎる

審査に落ちる人の特徴として、現在の借入金額や件数が多すぎることも挙げられます。

総量規制で定められている年収の1/3を超えている人はもちろん審査に通りませんが……
限りなく上限に近い人の場合も審査に落ちる可能性が高いといえます。
また、借入残高が総量規制に引っかからない場合でも、借入件数が多いと審査に落ちる可能性も。

借入残高が同じ100万円でも、下記の場合、後者の方がリスクが高いとされます。

  • 1社から100万円を借りている人
  • 4社から合計100万円を借りている人

そもそも1社から100万円を借りられる人は、「100万円を貸しても返せるだけの返済能力がある」と判断されています。
一方で、1社あたりの借入金額が少ない場合。
返済能力が低いため限度額を低く設定されていると受け取られてしまうことがあるのです。

③短期間に複数のカードローンを申し込んでいる

「手当り次第に複数のカードローンに申し込めばどこか審査に通るのではないか」と考える人もいるでしょう。
しかし、短期間に複数同時の申し込むことは避けた方が無難です。

カードローンの申込みは信用情報にすべて履歴が残り、他のカードローン会社もその情報を見ることができます。
短期間で他社に複数の申込みをしていると「相当お金に困っているのか?」とネガティブな印象を与えることに。

1つのカードローン会社で審査に落ちてしまった人が、他の会社で通る可能性は極めて低いです。
まずは落ちた原因を考えてクリアにすることを優先しましょう。

④信用情報に傷がついていたり過去に金融トラブルがある

カードローン審査では、信用情報機関に問い合わせて個人信用情報を確認します。
現在収入があっても、過去に金融トラブルを起こしたことがある人は審査に通らない可能性が非常に高いです。

信用情報に滞納などの情報が載ってしまっている人は、いわゆる「金融ブラック」と言われる状態。
ブラック情報は、原因となった債務を完済してから5年~7年間は信用情報から消えないと言われています。

直近で金融トラブルを起こした人がカードローン審査を受けても、通る可能性は低いです。
むしろ、信用情報に傷を増やしてしまうだけなので、申込みを辞めた方が良いでしょう。

個人信用情報は自分で開示請求をすることが出来るので、思い当たる人は事前確認をおすすめします。

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信用情報機関開示方法
CICインターネットで開示
日本信用情報機構(JICC)専用アプリで開示
全国銀行個人信用情報センター(KSC)インターネットで開示、郵送で開示

⑤信用情報の判断材料がないスーパーホワイトの状態である

カードローン審査に落ちる人の特徴5つ目は、いわゆる「スーパーホワイト」と言われる人です。

信用情報にはクレジットカードの利用歴やローンの履歴が実績として残ります。
しかし、過去にクレジットカードやローンの契約がない人は、信用情報が何もない白紙状態(=スーパーホワイト)。

金融トラブルを起こしているわけではないので、落ちる可能性が高いとまでは言えませんが……
カードローン会社側としては、返済能力の判断材料がないのでリスクと捉える場合があります。

対処法としては

  • 携帯電話の端末を分割払いにする
  • クレジットカードに申し込む

などがあります。
滞りなく返済している実績を作ることで、まずはスーパーホワイトを脱しておくことがポイントです。

⑥申込情報に誤りがある

申込情報に嘘や誤りがあると、審査に落ちる恐れがあります。
「審査通過の可能性を上げるために年収を多く記載する」などの虚偽報告は絶対にやめましょう

金融機関では申込者の返済能力や信用情報を慎重に審査しており、正確な情報提供は大前提です。
事実と異なる内容を申告した場合、信用を大きく損なうことになります。

うっかり入力ミスをした場合でも、「信用情報に不安がある」と判断され……
仮に審査通過できたとしても、契約後に損害賠償請求などを受ける可能性もあります。
申込内容は正確に入力するよう注意しましょう。

入力や記入のミスが発生しやすい項目としては、以下が挙げられます。

記入ミスが発生しやすい項目
  • 申込者の電話番号
  • 申込者のメールアドレス
  • 勤務先の電話番号
  • 勤務先の住所
  • 他社借入額

カードローン審査に落ちたときの対処法5選

カードローンの審査に落ちてしまったからといって、諦める必要はありません。
原因を突き止めることで、審査を通過できる可能性もあります。

カードローンの審査に落ちたときの対処法は以下の通りです。

①系統の違うカードローンに申し込む

カードローンを申し込むときは、銀行、大手消費者金融、中小消費者金融のいずれかを選ぶ人が多いでしょう。
審査基準は各金融機関によって異なるため、審査に落ちた場合は別系統のカードローンに申し込むのもひとつの手です。

原則として、どの金融機関も審査基準は厳しく設定されていますが……
その中でも審査に通りやすい金融機関を見つけられるかもしれません。

②6ヶ月経ってから申し込む

どうしても審査落ちした金融機関から借入れをしたいなら、6ヶ月経ってから申込みしましょう。

信用情報機関には、カードローンの申込みの有無が記載されています。
何度も申込みがあり、かつ利用歴が無ければ「何度もカードローン審査に落ちている人」と推測される可能性も。

信用情報機関に登録される申込情報の記録期限は6ヶ月です。
複数申込みですべて落ちてしまったら、最低でも6ヶ月経ってから再申込みしてください。

③カードローン以外の方法でお金を借りる

カードローンを申し込んだけれど、審査がどこも通らないということもあるかもしれません。
その場合は、カードローン以外の方法でお金を借りましょう。

「審査なし」でお金を借りる方法としては、下記があります。

  • 生命保険の契約者貸付制度
  • クレジットカードのキャッシング枠
生命保険の契約者貸付制度とは?

自分が払った生命保険料を担保にして、保険会社からお金を借りる方法

契約者貸付制度で借入れできる額の上限は、解約返戻金の7〜9割程度。
制度を利用しても保険契約が解約になるわけではなく、継続して保障を受けられます
ただし、期日までに返済できないと保険契約が失効することがあるので注意しましょう。

また、クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りることも可能です。

クレジットカードには、ショッピング枠のほかに、借入れが可能なキャッシング枠が設定されています。
キャッシング枠があるクレジットカードを利用している人は、ATMからすぐにお金を借りられますよ。
しかし、新たにキャッシング枠を設定するためには、審査が必要です。

④おまとめローンや借換えローンを利用する

複数の金融機関から借入れを行っている人の場合、以下のような理由で審査に通過できない恐れがあります。

  • 借入希望額が自身の返済能力を超えている
  • 借入総額が年収の3分の1を超える(総量規制

このようなケースでは、おまとめローンや借換えローンで借入れの一本化を検討してみましょう。
借入件数を減らすことで月々の返済負担を減らせるほか、貸し手側からの信用を回復できる可能性もあります。

ただし、おまとめローンや借換えローンの利用時も審査は必要になります。
借換えの審査は一般的なカードローンに比べて高額になるため審査も厳しくなる点に注意しましょう。

⑤希望の借入金額を低くする

借入希望額を低く設定し直すのも、ひとつの手です。
カードローン審査では年収に対する借入額の割合が重要視され、希望額が高すぎると審査通過も難しくなります
特に消費者金融では、年収の3分の1を超える借入れは原則できません。(総量規制

また、たとえ総量規制の範囲内であっても、毎月の返済は手取りの2割に抑えるのが現実的なラインとされています。
審査に通過しやすくなるためには、無理のない返済計画を立てることが重要です。

毎月の返済額は、手取り額の20%以内に抑えるのが理想!

カードローン審査が甘いと謳う闇金業者に注意しよう

日本貸金業協会に登録している正規の消費者金融は、きちんと審査をして返済能力があると判断した人に貸し付けます。
そのため、「審査が甘い」と謳っていたり法外な金利をたきつけてくる貸金業者は闇金の可能性が高いでしょう。

ここからは、闇金かどうかを判断する方法と、闇金に関わってしまった場合の対処法を解説します。
借入れを検討している貸金業者が、これらの項目に該当していないことを確認してください。

広告や宣伝内容に注意

「審査が甘い」「審査に必ず通る」と謳う会社は違法業者、いわゆる闇金である可能性が高いので注意しましょう。
貸金業法では利率や審査条件などについて、他社よりも有利であるという広告表示をすることが禁止されています。

貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。

貸金業法第16条

金融庁の貸金業者情報を確認

貸金業を始めるには、金融庁に届けを出して登録番号を貰わなければいけません。
そのため、データベースに乗っていない業者は闇金の可能性が高いといえるでしょう。

1番確実な方法は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスを参照すること。
認可を受けている正規の貸金業者かどうかを調べることができます。

金利が相場を超えていないか?

金利の相場を理解しておくと、闇金業者を回避しやすくなるでしょう。
一般的な金融機関の金利は3.0〜18.0%程度に設定されています。

相場を超えている金融機関は、闇金である可能性が高いです。
申込み前に金利を確認し、相場内に収まっている金融機関でカードローンを申し込むようにしてください。

闇金に関わってしまったときの対処法

もし闇金と関わってしまったときは、速やかに以下の専門機関に相談しましょう。

闇金に関わってしまったときの相談窓口

決して自分だけで解決しようと考えないでください。
違法な取り立てや高額すぎる利息など、貸金業者の対応に不安を感じたときは早めの相談が何より重要です。

法律や制度に詳しい相談員が、解決に向けたアドバイスや支援先の紹介をしてくれますよ。
また、相談料は基本的にどこも無料で行っているので安心です。

闇金被害は放置すると状況が悪化することが多いため、できるだけ早く行動しましょう。

カードローンの審査に関する質問3つ

ここでは、カードローンの審査に関する質問を3つ紹介します。

Q1.学生や専業主婦(夫)でもカードローンを利用できる?

A.原則、学生や専業主婦(夫)の利用はできかねます。

カードローンを利用できるのは、安定した収入がある満20歳以上の方です。
アルバイトやパートで安定した収入がある人は、審査を通過できる可能性はあります。

しかし、収入がない学生や専業主婦(夫)、無職の人は申込みはできても審査を通過できないと考えておきましょう。

Q2.ネット銀行カードローンの審査は大手銀行よりも通りやすい?

A.ネット銀行カードローンの審査が通りやすいということはありません。

ネット銀行と大手銀行は、どちらも銀行法に基づいて厳正な審査を行っています。
「ネット銀行だから受かりやすい」というようなことはありません。

ただしネット銀行は、設立から日が浅く事業拡大が必要なため……
大手銀行よりも新規借入者を積極的に募っている傾向にあります。

Q3.カードローンの申込みは在籍確認がある?

A. 原則、在籍確認はあります。

銀行系・消費者金融系が提供しているカードローンに関わらず、在籍確認は実施されます。
確認方法は基本的に、申込みの際に記入した勤務先への電話です。

なお、実施する際は、申込人のプライバシーに配慮して社名を伏せてくれるので安心してくださいね。

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