リボ払いに関する口コミでは「本当にやばい」「デメリットしかない」といった声が多く見受けられます。
実際、返済が終わらず「リボ払い地獄」に陥っている人も少なくありません。
本記事では、リボ払いがデメリットしかないと言われる理由と、そこから抜け出す方法を7つ解説します。
また、知らないうちにリボ払いを使っているケースや、トラブルを防ぐための対策も紹介。
ぜひ参考にしてくださいね。
- リボ払いの支払い苦などは、まず借金問題に強い法律の専門家に相談を!
- 債務整理をしなくても借金がいくら減るのかわかる。無料・匿名で相談可能。
- 過払い金の有無がわかります。払いすぎが見つかった場合は過払い金請求が可能。
- 相談利用歴は残らず、信用情報に傷もつかない。
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リボ払いが本当にやばい!デメリットしかないと言われる4つの理由
リボ払いに関する口コミでは「怖い」「やばい」「頭おかしい」などマイナスの言葉が多く見受けられます。
リボ払いにはデメリットしかないと言われる主な理由は、以下の4つです。
①手数料が高い
リボ払いを利用する際には、必ず金利手数料を支払わなくてはいけません。
金利手数料は、カードローンを利用する時の利息と同じようなものです。
カード会社によって異なりますが、大体年15.0%~18.0%前後に設定されています。
これは銀行カードローンや消費者金融でお金を借りるのと同じくらいの利率です。
たとえば、20万円の商品をリボ払いした場合の手数料は次のようになります。

月々1万円に手数料をプラスした支払いを20回行い、支払い手数料の総額は26,250円になります。
3万円弱の手数料で支払い負担を分散できるのなら良いと考えるかもしれません。
しかし、リボ利用金額が50万円になると次のようになります。

総支払手数料は、約16万円。
一括で支払うケースと比較して約1.3倍のお金を支払う計算になります。
便利なリボ払いですが、計算してみると多額の手数料を支払うことになるのです。
②支払額が一定でなかなか完済できない
リボ払いは、毎月あらかじめ設定した返済額を支払います。
設定額が1万円ならば、高額な買い物をしても月々の支払いは1万円です。
たとえば楽天カードのリボ払いでは、最小支払額は次のように定められています。

最小支払い額のみで支払う場合、たとえば20万円の買い物であれば67回。
つまり、5年以上も完済できない計算になります。
返済額が少ないと、残高がなかなか減らずに延々と手数料がかかり続けることに……。
そのうえ、支払い途中で新たなリボ利用をしてしまうと残高がプラスされ、完済までの期間がさらに延びてしまいます。
③利用者が危機感を抱きにくい
リボ払いが最も恐ろしいのは、利用者が危機感を抱きにくい点です。
毎月決められた額が自動で引き落とされるため、きちんと返済していると錯覚してしまい……
さらに新しいリボ利用を重ねてしまいがちです。
そうなると、残高がいくらあるのか、完済はいつになるのかを把握できなくなります。
危険な2つの兆候とは
次の2つに当てはまる人は、リボ返済地獄に陥るリスクの高い状態です。
- 現在の支払残高がわからない
リボ利用分の支払残高がいくらなのかわからないと、知らぬ間にどんどん残高が膨らんでいる可能性があります。
このままでは支払利息がかさむばかりですので、すぐにカードの支払残高を確認しましょう。
各カードのマイページで確認したりコールセンターに問い合わせたりして、支払い計画を立てることが大切です。
- 完済前にリボ払いを重ねている
リボ残高が残ったまま新たなリボ払いを利用すると、気づかないうちに膨大な額の手数料を支払ってしまうことも。
リボが重なると残高の管理ができなくなる上、手数料が大きくかさみます。
いつまで経っても完済できなくなってしまいますので、注意しましょう。
④知らないうちにリボ払い設定になっている
「知らないうちにリボ払いになっていた」というケースも少なくありません。
契約時にリボ払いが設定されていたことに気づかず、そのまま使っていたということが多く見られます。
リボ払い設定になっている可能性がある例は、以下のとおりです。
- リボ払い専用カードを利用していた
- キャンペーンの特典を受けるため一時的にリボ払い設定をしていた
- 利用限度額を超えたらリボ払いになる設定をしていた
- ショッピングで「あとからリボ」設定にしていた
気づかずにリボ払いになってしまうのを防ぐため、カード契約時に利用規約をしっかり確認しましょう。
また、カードの利用明細を日々チェックすることで、リボ払いになっていることにも早めに気づけます。
リボ払いの返済地獄から抜け出す7つの解決策
リボ払いのリスクを知らずに利用してしまい返済に追われている人でも、今の状況から抜け出せる方法はあります。
おすすめする7つの解決策をご紹介します。
①借金問題に強い弁護士事務所に相談をする
リボ払いの借金に悩まされている多くの人は
- 残高を一括で支払える見込みがない
- 毎月の返済額を上げることも出来ない
という状況に陥っています。
この状況下で最も見通しを立てられる方法は、弁護士や司法書士といった法律の専門家に相談してみることです。
弁護士や司法書士に相談をしても、必ず債務整理をしなければならないということはなく……
借金がいくら減るのか調べてもらうことが可能です。
②残高を一括で支払う
リボ払い手数料は、残高が残っている日数分だけかかります。
つまり、支払残高を一括で全額支払えばそれ以降の手数料を支払う必要はありません。
将来支払う手数料を大幅に節約するためにも、一括で支払うことをおすすめします。
カード会社に全額まとめて支払いたい旨を伝えれば、残高と支払方法を教えてもらえます。
全額支払いできる蓄えがある人は一日も早く支払いましょう。
③毎月の返済額を大きくする
全額を一括で支払うのが難しい人は、毎月の返済額を引き上げることをおすすめします。
たとえば、リボ残高20万円に対して残高スライド定額リボルビング方式で
- 毎月5,000円支払う
- 毎月1万円支払う
これらの場合、総支払手数料に24,990円の差が出ます。

数千円多く支払うだけで大幅に手数料を節約できるので……
可能な範囲で毎月の支払額を引き上げるよう設定を変更しましょう。
ただし、無理をして支払額を引き上げすぎると急な出費の際に支払えなくなるリスクも。
そのため、無理のない範囲でプラスすることをおすすめします。
④余裕のある時に繰上げ返済をする
毎月の支払額を引き上げるのが厳しい人は、余裕のある時だけ追加支払いをしましょう。
たとえば、月々の支払いは5,000円のままにしておいてボーナスが入った時だけ30,000円プラス支払いなど。
元金を大幅に減らせて支払期間も手数料も少なくすることができます。
⑤低金利のローンに借換えする
現状のリボ払いよりも金利の低いカードローンやフリーローンを利用して、残高を一括で返済する方法もおすすめです。
金利が下がれば、その分利息の負担も軽減される可能性があります。
ただし、利息が軽減されても借りている金額は変わらないため、返済額が減るわけではない点に注意が必要です。
⑥家族や友人に助けてもらう
家族や友人に相談し、助けてもらう方法も選択肢のひとつです。
親しい関係であれば支援を受けられる可能性も高いでしょう。
ただし、個人間で貸し借りをする際に注意することがあります。
- 「贈与」なのか「貸付」なのかをキチンと区別する
- 貸付の場合、返済期日を守って出来るだけ早く返す
金銭的な援助を受ける場合、それが贈与なのか貸付なのかはっきりさせておくことは重要です。
曖昧な状態で受け取ってしまうと、後にトラブルに発展する危険があります。
また、貸付の場合は必ず「借用書」を作成し
- 借りた日付
- 貸した人の氏名、住所
- 借りた人の氏名、住所
- 借りた金額
- 返済期日または返済スケジュール
- 利息の有無とその利率
- 返済方法
- 双方の署名捺印
などを記録しておくと安心です。
お金に関するトラブルは人間関係を壊す原因になりやすいため、返済期日は確実に守るようにしましょう。
⑦債務整理する
返済や借換え、支援を受けることが難しい場合は、債務整理を検討しましょう。
債務整理は、深刻化した借金問題を解決する手続きの総称であり、主に以下の3種に分かれます。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
債務整理をすると利息や手数料分を減額してもらえたり、借金を全額免除してもらうことも可能です。
まさに、借金問題を解決する最終手段といって良いでしょう。
ただし、債務整理には財産を失うリスクや、依頼費用もかかります。
できるだけ低コストでリボ払い地獄を抜け出すなら「任意整理」がおすすめです。
債務整理をするなら任意整理がおすすめ
「債務整理」というと、自己破産を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかしそんなことはなく、任意整理で解決できるケースも多々あります。
将来支払う利息手数料のカットや、支払期間の延長を求めて債権者と交渉する債務整理方法のひとつ。
合意に至れば支払いの負担が大幅に軽減される可能性がある。
リボ払いの厄介な点は、手数料の発生。
そのため、手数料のカットにより完済できる目途が立つ人がほとんどです。
また、任意整理ならば官報公告や就業制限もなく、周囲に知られずに債務整理をすることが可能。
約5年間各種ローン契約が制限されるデメリットはありますが……
悩んでいても支払残高が増えるだけ。
借金相談に強い弁護士事務所は、借金減額シミュレーターという無料相談サービスを実施しているところもあります。
「現在の借入金額」や「借入期間」を入力するだけで、月々の返済額を減額できる可能性があるか診断可能です。
返済に悩んでいる人はまず減額相談を弁護士に相談してみましょう。
任意整理では解決できないと思われるケースでは、個人再生や自己破産という選択肢もあります。
迷っている間も手数料はどんどん加算されますので、返済に追われて困っている人は債務整理を検討してください。
自動リボ払い設定に要注意!
リボ払いの返済地獄に陥った人の中には、知らないうちにリボ払いを利用していたケースも存在します。
このような事態が起こる主な要因として、以下が挙げられます。
- カード作成時に自動リボ払い設定にチェックしていた
- ポイントバックなどの特典につられてリボ払いに申し込んだことを忘れていた
リボ専用カードや自動リボ払い設定のカードを使用すると、買い物時に一括支払いを指定してもリボで決済されます。
また、クレジットカードの入会特典や還元キャンペーンとしてリボ申込みを勧められることも。
カード会社にとってリボ払いの手数料は大きな収益になりますが、利用者にとっては負担が大きい支払い方法です。
通常リボ払いの説明は契約書に記載されていますが、きちんと読まないと見逃してしまいます。
いつの間にかリボ払いで契約してしまうことが無いよう、しっかり確認するようにしましょう。
リボ払い設定になっているか確認する方法2つ
自分が知らないうちにリボ払いを利用していないか、不安な人も多いのではないでしょうか。
「リボ払いを契約しているのか分からない」
「どんなリボ払い設定になっているのか確認したい」
そんなときは、以下の2つの方法で確認できます。
設定を確認して、不要なリボや思わぬ手数料の発生を防ぎましょう。
①利用明細書で確認
紙の明細書やWeb明細で、リボ払いに関する記載を確認する方法です。
以下の点をチェックしましょう。
- 「リボ払い」と明記されている支払いがあるか
- 「支払区分」や「支払い方法」欄にリボやRと書かれていないか
- 「リボ払い手数料」や「利息」などの項目があるか
これらの項目に該当する場合、リボ払い設定になっている可能性があります。
必要であれば公式Webサイトやアプリから設定の変更を行いましょう。
②インターネットの会員ページで確認
会員専用のウェブサイトやアプリから、リボ払いの設定状況を確認・変更することができます。
- 現在リボ払いが設定されているかどうか
- リボ払いの種類(あとからリボ・自動リボなど)
- 手数料が発生しているかどうか
これらの記載がある場合は、リボ払いが適用されている可能性があります。
リボ払いで思わぬ借金地獄に陥らないように、明細をこまめに確認することが大切です。
リボ払い地獄に陥る前に!やるべき4つの対策
リボ払いで借金を膨らませないために注意すべき点をまとめました。
リボ払いを利用しないに越したことはありませんが、どうしても利用する必要がある場合は次の点を意識してください。
①カードの利用明細を必ず確認する
クレジットカードの利用明細は、毎月必ず確認しましょう。
確認するメリットは2つ。
- 知らぬ間にリボ払いになっていてもすぐ気づける
- リボ残高を目で確認することで使いすぎを防止
近年ではWeb明細が増えていますが……
明細の確認を忘れないよう紙の郵送に切り替えたり、リマインド設定を活用するのもおすすめです。
②完済するまで新たなリボ払いを利用しない
リボ払いの怖いところは、支払残高が残っていても新たな利用ができてしまうところです。
たとえば支払残高が3万円残っている状態で新たに10万円分のショッピングリボ払いをした場合……
新たに利用した10万円の支払いが始まるのは、元の残高である3万円の支払いが終了した後です。
ただし、10万円分の金利手数料は翌月から発生します。
追加利用分の残高は減らないのに手数料だけを支払う状況。
この状態を繰り返すと手数料の支払いばかりでなかなか完済できません。
やむを得ずリボ払いを利用する場合は、必ず支払残高がゼロになってから利用するよう心がけましょう。
③手数料のかからない短期分割払いを利用する
クレジットカードでショッピングをする際は、一括払い・リボ払いの他に分割払いの選択が可能です。
分割払いは通常2回払いまでであれば手数料はかからないため、支払い負担を分担させるのに最適な支払方法です。
また、3回以上の分割でもリボ払いよりは手数料の年率が低いケースがほとんど。
どうしてもまとまったお金が用意できない場合は、分割払いを検討しましょう。
たとえば、オリコカードのリボ払い手数料は年率15.0%ですが、分割払いの年率は次の通りです。

使用しているカードや買い物するお店によって選べる回数は異なりますが……
リボ払いと違って、一回の支払額を意識しやすく使いすぎを防ぐことができます。
④追加支払いをする
リボ払い手数料がかさんでしまう要因は、月々の支払い額が少なく完済までに時間がかかることです。
そのため、最小支払額の支払いだけでなく、積極的に追加支払いをすることで手数料の節約につながります。
カードごとに最低限支払わなくてはならない額は決められていますが……
数千円の追加でも充分効果があるので、余裕のある月には積極的に支払いを行いましょう。
リボ払いとは?仕組みをわかりやすく解説
改めて、リボ払いの仕組みを整理しましょう。
クレジットカードを利用していると頻繁に耳にするリボ払いですが、仕組みを理解している人は少ないのが現状です。
リボ払いとは
リボ払いとはクレジットカードや消費者金融に代金を支払う方法のひとつ。
原則として、購入金額に関係なく毎月一定の金額を返済する方法です。
翌月に全額引き落とされる一括払いと比較すると、リボ払いは支払いの負担を数か月に分散させることができます。
そのため、高額な買い物をする時などに便利な支払方法です。
しかし、リボ払いを利用する場合は約15.0%程度の金利手数料が発生するので、計画的に利用する必要があります。
リボ払いと分割払いの違い
クレジットカードでショッピングをする際には、リボ払いの他に分割払いの選択が可能です。
どちらも支払い負担を分散させる意味では似ていますが……
指定するのが「月々の支払い額」か「支払回数」かという点で違いがあります。
分割払いは買い物ごとに支払回数を指定。
購入金額によって支払金額が決まります。
また、複数の買い物で分割払いを利用すると、それぞれの支払額が合算になるのが特徴です。
一方、リボ払いは購入金額に関係なく支払金額が一定。
複数回リボ払いを利用しても、原則支払額は増えません。

分割払いは毎月いくら支払うのかを意識しやすく、計画的に利用できます。
リボ払いは購入金額や利用回数に関わらず請求は一つのままで金額も増えないため、つい使いすぎてしまいがち。
自分の性格や買い物の仕方に合った支払い方法を選択することが重要です。
元利方式と元金方式
リボ払いには手数料がかかりますが、実際の支払額はカード会社が定めている返済方式によって決まります。
クレジットカードのリボ払いは多くが元金定額リボ払い方式。
もしくは元利定額リボ払い方式となっています。

リボ払いの怖さを充分理解して利用しよう
本記事では、リボ払いが「本当にやばい」と言われる理由を解説しました。
しかし、絶対にリボ払いを利用してはいけないということではありません。
支払い負担が増えすぎないよう次の点に注意して利用してください。
- カード利用明細を毎月必ず確認する
- 支払いが終わるまでは新たなリボ利用をしない
- まとまったお金が用意できない時はリボの前に分割払いを検討する
- リボ払いを利用したら積極的に追加支払いを行う
リボ支払残高が減らずに支払いに追われている方は、日に日に手数料が加算されます。
その場合、一日でも早く専門家に相談することが重要です。
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- 債務整理をしなくても借金がいくら減るのかわかる。無料・匿名で相談可能。
- 過払い金の有無がわかります。払いすぎが見つかった場合は過払い金請求が可能。
- 相談利用歴は残らず、信用情報に傷もつかない。
- 全国対応可能で解決実績が豊富。入力は2~3分で完了。

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