車の自賠責保険ってそもそもなんですか?

こんにちは!保険選び.comです。
今回は車の自賠責保険ってそもそもなんですか?について解説します。
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車を購入したり車検を通す際に支払っている自賠責保険ですが、その内容についてはあまり良く知らないという人も多いのではないでしょうか。 任意保険の自動車保険というのは、年齢や車種、保険でカバーできる範囲によって金額が違ってきます。 ところが自賠責保険というのは、一般的な家庭であれば、自家用普通自動車と軽自動車の2種類しかありません。1か月単位での加入も可能ですが、長期加入の方が割安になることもあり、次の車検までの月数で加入するのが一般的です。 任意保険と根本的に異なる点としては、自賠責保険は、もともと被害者を救済するために存在していて、契約者のためのものではないということがあげられるでしょう。 自賠責保険の補償範囲というのは、対人にのみ行われます。被害者1名につき死亡で3,000万円、傷害だと120万円、後遺障害が残った場合には、1級から14級まで程度に応じた保険金が支払われる仕組みとなっているのです。 人に対する対人保障ではありますが、運転手本人に対する怪我には使用できず、物損に対しても支払うことは出来ません。 自賠責保険は強制加入の保険なのですが、実は未加入であるという人も存在します。自賠責保険に加入していない車を運転することは、立派な法律違反です。 万が一事故を起こした場合は、もちろん保険金は支払われません。 では無事故であったら罰則規定はないのかというとそうではなく、この場合も法律に基づいて罰せられることとなります。具体的には、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられます。 そして自賠責保険に未加入である車というのは、そもそも車検切れであることが多いです。この場合はさらに罪は重くなり、 1年6ヶ月以下の懲役もしくは80万円以下の罰金となります。 加えて、自賠責保険未加入は、交通違反でも罰せられます。違反点数6点、即30日の免許停止処分となり、車検切れがプラスされると、違反点数12点で90日の免許停止処分です。 自賠責保険は、車に課せられる強制保険です。万が一事故を起こした場合に、怪我をした相手に支払われる保険となります。運転手や物損に対しては支払われません。 万が一未加入であった場合、罰金や懲役が科せられることになり、加えて交通違反の罰則である減点もつきます。 自賠責保険は被害者を救済するための保険であって、決して契約者のためのものではないのです。 万が一自賠責保険に加入していない車両がある場合は、速やかに加入手続きが必要です。慌てず、まずは近くの保険相談ショップなどに相談してみましょう。