火災保険えらびで失敗しないために!知っておきたい6つのポイント(前編)

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今回は火災保険えらびで失敗しないために!知っておきたい6つのポイント(前編)について解説します。
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火災保険というと、敷地内にある建物のみが対象だと思われがちですが、建物内にある冷蔵庫やテーブルなども対象できます。しかし、加入すれば勝手に保険対象になるわけではありません。対象を選ぶ必要があります。 具体的に見ていきましょう。火災保険に入る際には「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財の両方」から選ぶのですが、自宅が賃貸なのか持ち家なのかなどの条件で選ぶプランが変わります。 賃貸の場合は、家は自身の物ではないので「家財のみ」を選びます。もし自身の部屋が火元だったときは、大家さんに対して賠償責任が生じることがあるので、大家さんへの損害賠償を補償する特約を付けるのが一般的です。 持ち家の場合は、「建物と家財」を選びましょう。「建物のみ」を選ぶ人も多いのですが、家財は一式揃えようとすると数百万円かかるのが普通です。改めて揃えるのは時間もお金もかかります。 また原因が隣家にあったとしても重大な過失がない場合、損害賠償請求はできないので、「建物のみ」だと家財は誰も補償してくれません。 火災保険に入ると当然、保険料がかかります。この保険料は建物の構造によって上下します。建物を材質で分類したものを「構造級別」と言います。 火災保険は物件を「住宅物件」「一般物件」「工場物件」「倉庫物件」に分けますが、ここでは住むことを目的としている「住宅物件」を詳しく解説していきましょう。 「住宅物件」はM構造、T構造、H構造に分類されます。M構造はコンクリート、コンクリートブロック、れんが、石造、耐火建築物の共同住宅建物が該当します。T構造は、M構造から共同住宅を除外したものに加えて、鉄骨造、準耐火、省令準耐火、耐火建築物(共同住宅以外)が当てはまり、M構造よりも耐火性が低い住宅です。H構造は、T構造とM構造以外の建物が該当し、最も耐火性が低いものとなります。 M構造、T構造、H構造の順で保険料が高くなります。 火災保険に加入していると、火災以外の損害についても補償できます。風災や水災、日常災害リスク、その他の破汚損リスクなどです。 風災は台風や豪雪などによる損害補償です。水災は洪水や土砂崩れ、日常災害リスクはデモなどによる損害などが該当します。 これらに当てはまらないものがその他に分類されるのですが、保険商品によっては風災、水災などを保険対象から外せるものもあります。