保険を損せず見直すために①〜払済保険について〜

こんにちは！保険選び.comです。
今回は保険を損せず見直すために①〜払済保険について〜について解説します。

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払済保険とは

払済保険のメリット

払済保険のデメリット

保険は、万が一の際に非常に安心できる制度ですが、自身の生活に即した保険を選ばなければ損をすることもあります。 保険の見直しの際に役立つもののひとつに、払済保険というものがあります。

払済保険とは

払済保険とは、保険の種類ではなく保険の制度のひとつで、保険金額が減額となる代わりにそれ以降の保険料支払いを止めることができる制度です。
保険料の支払いが厳しくなった場合に払済保険にすると、その後の保険料の支払いを中止、中止時点の解約返戻金を保険料に割り当てることで、保険金額は減りますが、保険期間を変更せずに満期まで保障内容を残すことができます。解約返戻金とは、保険解約した場合に、契約者に支払われるお金のことをいいます。払済保険に変更すると解約返戻金を受け取ることはできなくなります。また、特約は変更時になくなることが多いです。

払済保険とは、将来貰える保険金額を減らす代わりに、保険料の負担を軽減する見直し方法ということです。基本的には貯蓄性のある保険に使用する制度で、主に終身保険と個人年金保険、そして養老保険で活用されています。

払済保険のメリット

払済保険のメリットは大きく4点あります。 メリット1点目は、保険料の負担を軽減できる点です。
払済保険では、既に支払った保険料とそれまで増えた解約返戻金によって将来の保険料も支払ったことになるので、その後の保険料を支払う必要はありません。

メリット2点目は、経済的な負担によって保険料が支払えなくなっても、少額ですが保険金を受け取ることができるという点です。

メリット3点目は保険期間はそのまま保たれるという点。
基本的に保険期間に変更はなく、満期まで受けることができます。保険金額は減りますが、万が一の際の不安を軽減することができます。

最後のメリットは、解約返戻金が徐々に増えるという点です。
変更時点では解約返戻金はありませんが、その後利率が変更されないので、徐々にたまっていき、貯蓄型のメリットを維持することも可能です。

払済保険のデメリット

払済保険に変更した場合、「将来的にもらうことができる保険金額が下がってしまう」というデメリットと「変更前の保険契約に付帯していた特約が消滅してしまう」というデメリットがあります。
払われる金額や特約をメインに考えていた場合には大きなデメリットです。払済保険を活用する際には、メリットとデメリットをしっかりと確認してから行ってください。

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