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トルコリラでスワップポイントを狙う効率的な運用方法を解説

FX運用において、トルコリラは世界中のトレーダーから注目が集まっている人気の通貨です。

現在の低金利の時代において、トルコリラは貴重な高金利通貨として注目されています。トルコリラの特徴、運用上のメリット、活用の際の注意点などについて解説していきます。

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目次

トルコリラは注目度の高い通貨

トルコリラは、トルコ共和国で主に利用されている通貨です。国際的な位置づけとしては、マイナー通貨に分類されています。

トルコといえば、ヨーロッパとアジアを結ぶ中継地点に位置し、原始時代から交易が盛んにおこなわれていた地域です。

現在においては、先進国からは一歩遅れた位置づけになっていますが、若年層が多いことや、広大な土地とそこから生み出される豊富な資源があることから、今後の経済発展が期待されており、あらゆる面から注目が集まっている国です。

トルコリラの特徴 | 高金利・政治的影響・マイナー通貨

トルコリラという通貨には、どんな特徴があるのでしょうか。トルコリラは、トルコ共和国という国の影響を反映して、他の通貨にはない特徴が備わっています。

いくつかの特徴がある中で、最も重要といわれている特徴を3点紹介します。

  1. 高金利通貨
  2. 政治的影響を受ける
  3. マイナー通貨

FXにおいてトルコリラを利用した運用をする際には、トルコリラの特徴をしっかりとつかんで、上手に活用していきましょう。

投資先の通貨として大変魅力的ではありますが、リスクの高い通貨でもあるので、運用の際には十分に注意する必要があります。

高金利通貨の代表格ともいえるトルコリラ | 政策金利の高さが特徴

「トルコリラ=高金利通貨」と考える方も多く、金利の高さがその最たる特徴といえます。

通貨の金利を左右する大きな要因として、政策金利が挙げられます。

政策金利とは、各国の中央銀行が定める金利利率です。その国での貸出金利や銀行預金利息の利率を決めるときの根拠になります。

トルコリラは、この政策金利が他の国際通貨と比較して格段に高く設定されています。

通貨の為替相場を度外視して考えた場合、単純に金利の低い通貨でトルコリラを購入して持ち続けるだけで、金利を確実に稼ぐことが可能です。

実際のFXでの運用においては、通貨間の相場変動も損益の重要な要素となるため、一概に金利だけで損益の判断はできません。

しかし金利が高いというのはFXに限らず、資産運用を考える上では非常に重要な要素であることに変わりはないので、世界中の投資家から注目が集まるのは当然のことと言えます。

政治的影響を受ける | 地理的状況・アメリカとの関係

トルコは、地理的にアジアとヨーロッパ、さらには中東地域との要になります。そのため、様々な周辺国との関連により、事件や争闘の関連に巻き込まれる機会が多いのが特徴です。

通貨間の為替相場は、あらゆる要因によって変動します。特に事件などはその影響力もかなり高く、トルコに不利となる内容であった場合は、トルコリラの価値が下がることに。

トルコリラは、トルコ国内だけでなく周囲国家の紛争などにより市民や要人の死亡に及ぶケースも頻繁に起こり、その都度相場が急変するケースが多く、不安定な動きをすることが多いです。

また、トルコはアメリカとの関係性も注目されています。同盟関係にあるものの、近年はその関係性が悪化しつつあります。

アメリカはあらゆる通貨の中でも最も重要な基軸通貨です。アメリカとの関係性が悪化することで、トルコリラのアメリカドルとの相対的な価値の減少が認められると、大きく相場が変動する危険性があります。

トルコリラは、トルコという国家が抱える周囲との政治的関連性の影響を受けるというのが大きな特徴です。

変動の激しいマイナー通貨

トルコリラは、マイナー通貨と呼ばれます。アメリカドルやユーロ、日本円などがメジャーな通貨で、世界中のトレーダーや実需筋が大きなボリュームで取引をします。

一方、トルコリラをはじめとしたマイナー通貨の取引量は外国為替の取引全体のボリュームの中では多くありません。他に、メキシコペソや南アフリカランドなどもマイナー通貨に分類され、メジャーな通貨と区別されます。

マイナーな通貨は、メジャーな通貨よりも相場の変動が起こった時に振れ幅が大きいといわれています。

そのため、トルコリラのようなマイナーな通貨を取り扱う時には、リスク管理をしながら注意して運用しましょう。

スワップポイントとは? | 為替差益以外の収益源

トルコリラを使ったFXにおける資産運用において、スワップポイントは欠かせない収益源となります。

FXでは、売買を行なって為替差益を狙うのが一般的な収益源となりますが、スワップポイントを積み重ねて、利益とする方法があります。

相場を読みながらその変動を予想して売買を繰り返し、かつ利益を獲得していくためには、相場を読む知識と分析手法を身に付ける、世界の経済情勢の情報を参考にするなど、一筋縄ではいきません。

一方、スワップポイントをメインにした運用の場合は、利益が生まれるポジションを保有し続けるのが定石で、FX初心者でも比較的取り組みやすい手法です。

そもそもスワップとはどんなものなのか、解説をします。

通貨間の金利差による調整額 | ポジションの方向に注意

スワップポイントとは、異なる通貨の間にある金利差を調整するために発生するポイントです。

例えば、金利19.1%のトルコリラを金利0.1%の日本円で買いポジションを持った場合、金利差の19.0%分のスワップポイントを積み重ねることが可能です。

スワップポイントは銀行預金の利息のようなものですが、受け取れるのが年2回の普通預金とは異なり、毎日受け取れるのが特徴です(土日や祝日を除く)。

トルコリラは、世界のあらゆる通貨が金利を引き下げている状況の中、相当高い政策金利が維持されています。

そのため、FXにおけるスワップポイント狙いの運用をするトレーダーにとっては、最も注目に値する通貨といっても過言ではありません。

ただ、スワップポイントの運用で気を付けるべき点は、ポジションの方向によってはマイナスのポイントが蓄積されていってしまうという点です。

逆にトルコリラで円貨を購入するポジションを持っていた場合、マイナスのスワップポイントがどんどん蓄積されていくので注意しましょう。

トルコリラ運用における注意点

トルコリラの買いポジションを持ち続けるだけで利益が蓄積されていくと聞くと、だれもが試したくなる運用方法ではないでしょうか。しかし、トルコリラの特徴を活かした運用には、いくつかの注意するべき点があります。

スワップポイントを蓄積していく手法は、簡単でしかも安定していると思われがちですが、注意をしないと思わぬ損失を被ってしまう恐れもあるので注意してください。

スワップポイントの利益を一瞬で奪われてしまうほど、相場の大きな値動きにはインパクトがあります。また、トルコリラの高金利も未来永劫続くという保証はありません。

トルコリラを利用した資産運用で注意するべき点を以下に4項目紹介します。

  • トルコ経済・政治の影響
  • 国債格付け
  • 流動性が低く値動きが激しい
  • 政策金利引き下げのリスク

トルコ経済・政治の影響 | 財政赤字とアメリカとの関係

トルコリラを扱う際には、経済や政治の影響について常に気を配っていないといけません。

まず、トルコ共和国の経済は、近年は継続して財政赤字となっています。赤字を補填する目的で海外から資金調達をせざるを得ないこともあり、ここ数年は継続的にトルコリラの相場が下がってきています。

今後、トルコの経済が好転しないと、通貨の価値回復は厳しく、経済破綻という状況に陥るかもしれません。

トルコは前述のように、政治的な側面でも非常にリスクがある状態です。同盟関係にあるアメリカとの関係が悪化しており、かつ新大統領に就任したバイデン氏をきっかけとした関係回復もありませんでした。

このままアメリカとの関係が修復されないと、もともと海外からの調達が欠かせないトルコにおいては、さらに経済が伸び悩んでしまう恐れがあります。

周囲の紛争などの事件に巻き込まれるリスクも含め、トルコリラを運用する際にはトルコという国家が抱える経済・政治面のリスクを理解しておく必要があります。

投資家に壊滅的なダメージを与えたトルコリラの相場急変

トルコリラは、過去にFX投資家の多くに壊滅的なダメージを与える大きな相場急変を何度も起こしています。

「令和のトルコショック」とも呼ばれる2021年3月の相場急変でも、多くのFXトレーダーがロスカットにとどまらず借金を負う事態になってしまいました。

3月18日に進んでいたトルコリラ安を止めるべく、政策金利の利上げを実施しており、市場ではトルコリラに対する安心感が高まったことでトルコリラ/円のレートが15円を超える状況に。

しかし、その2日後の3月20日に、突然トルコの中央銀行の総裁が更迭されるというニュースが報じられました。3月20日は土曜日であったため、市場がクローズしていたので、2日後の3月22日の早朝の相場動向が注目されていました。

3月22日の早朝、一気に相場が13円前半にまで急落したことで、多くのトルコリラ投資家がFX会社からロスカットの通知を受け取る結果となりました。

FXでは投資家保護の観点からロスカットが実施され証拠金以上の損失が発生しない仕組みが採用されていますが、今回のような急速な相場変動が起こった時にはロスカットを超えて決済が実行されるケースがあります。

ロスカットの水準を超えて決済されて発生したマイナス部分は、トレーダーが証拠金の補填として資金をFX会社に投入しないといけません。これを追証と呼び、多くのトレーダーが借金を抱える事態になってしまいました。

国債格付け | 投機的銘柄

世界の有名な各経済誌出版社が行なう国債の格付けは、国家の経済状況を色濃く反映するため、FXにおいても非常に重要な要素となっています。

先進国が軒並み高評価を得て、投資をするのに適していると認定されている反面、トルコは「投機的」という評価がなされています。

つまり、トルコリラを用いた投資をすることは非常にリスクが高く、国家自体の破綻の懸念すらあるということです。

もし国家の経済破綻が起こり、デフォルトの状態に陥った場合、トルコリラの価値は急落してしまい、多くの方が含み損に耐え切れずロスカットとなってしまうでしょう。

トルコリラを扱う際には、経済破綻のリスクがあることを忘れてはいけません。

流動性が低く値動きが激しい | 大口トレードによる変動

トルコリラは、いわゆるマイナー通貨に分類され、世界的に見ても取扱いのボリュームが多くありません。これを流動性が低いと言います。

流動性が低い通貨は、資金力のあるトレーダーの大口トレードによって、特別な要因がなくても意図的に相場が大きく変動させられる事態が起こりえます。

アメリカドルなどメジャーな通貨は世界中での取扱いが多く流動性が高いことから、意図的な大口エントリーによる大きな値動きは起こりづらいです。しかし、流動性が低いトルコリラは、いつ大きな値動きが起こってもおかしくありません。

スワップポイントを貯めていく運用の場合、相場の変動など気にしなくて良いと考えている方も多いのかもしれませんが、ロスカットが起こるほどの大きな相場変動が発生しやすいという気持ちを常に持って、資金管理を正確にするべきです。

政策金利引き下げのリスク | すでに引き下げが起こっていることを知っておく

トルコリラは、現在においては世界的にも類を見ない高金利通貨です。

しかし、今後も引き続き政策金利が高いまま維持されるという保証はどこにもありません。ここ数年のトルコリラの政策金利の推移を見てみると、2019年には24%という非常に高い実績を見せましたが、それ以前では2013年に4.5%という、トルコリラの水準としては低く下がった時期がありました。

政策金利が下げられると、スワップポイントで得られる利益が減少してしまうだけでなく、相場自体も大きく下落してしまう恐れがあります。

政策金利はずっと高い水準で維持される保証は全くなく、トルコリラのスワップポイントのメリットが終わったという時代が将来的に来るかもしれません。

予想外の政策金利引き下げにより、一気に価値が下落して、含み損が大きくなりすぎてロスカットの憂き目に遭うリスクがあることをよく理解しておきましょう。

トルコリラのスワップポイントで生活費の一部を稼ぐような運用をしている方は特に注意する必要があります。

トルコリラのスワップポイントの過去の推移

今後、トルコリラのスワップポイントがどのように推移していくかを考えるうえで、過去の実績をチェックすることは参考になります。トルコリラ/円の通貨ペアの過去のスワップポイントの推移を紹介します。

以下一覧は、1万通貨単位の買いポジションを保有した場合の1日当たりのスワップポイントを平均で算出した実績です。

2016年91.72
2017年91.48
2018年104.59
2019年93.83
2020年30.58
2021年48.14(4月までの実績)
参考:https://www.click365.jp/service/service08.html

以上より、2019年までは非常に高いスワップポイントで推移していましたが、そのあとは急速にポイント数が減少していることがわかります。

今後の推移はどうなるのか予想が難しいのですが、スワップポイントは常に変動するリスクがあることを理解しておくことは重要です。

トルコリラのスワップポイントだけで生活はできるのか

トルコリラのスワップポイントは、減少傾向にあるとはいえかなり高い水準で推移していることは間違いありません。では、トルコリラのスワップポイントだけで生活するだけの収益の獲得は可能なのでしょうか。

仮に、2021年のスワップポイントを例として、1万通貨当たりの1日のスワップポイントを48円とすると、月に20万円を稼ぐためには、20万÷30日=約6,666円、6,666円÷48円=約139倍、つまり約139万通貨を保有し続ける必要があります。

トルコリラ/円の換算レートを13円で、レバレッジを5倍に設定してポジションを持つためには、139万×13÷5=約362万円の資金を証拠金として投じてポジションを保有し続けることになります。

「レバレッジ倍率を高くすればいいのは?」と考えた方もいるかもしれませんが、倍率を高めるとロスカットリスクが高まるため、急激な為替変動リスクの高いマイナー通貨では低レバレッジ(自己資金割合高め)の運用を心がけましょう。

トルコリラ運用におすすめのFX業者

トルコリラを利用した運用にはリスクもつきものであることを紹介しましたが、やはりトルコリラのスワップポイントは大いに魅力があります。

近年は、多くのFX会社でトルコリラの取り扱いができるようになってきました。

その中でも、特にトルコリラを利用した運用におすすめのFX業者を紹介します。どのFX会社を選択したらよいか迷っている方は特に参考にしてみてください。

電話サポートが充実な松井証券はスワップポイントが高水準

松井証券のMATSUI FXは全20通貨ペアのスワップは高水準に設定されておりスプレッドは業界でもトップクラスに最狭水準のFX業者です。

初心者の方にピッタリなサービスとして夜間まで電話応対によるサポートが受けられるところも魅力です。

朝7時から夜の11時までという非常に長い時間帯で電話にて質問やトラブルに対応してくれるため、担当者と話してトラブル解決をしたい方におすすめです。

最低通貨単位は1単位となっていて、少額からのリスクを抑えた取引が可能です。また、レバレッジのコースが1倍、5倍、10倍、25倍の4種類用意されていて、自身の希望するリスクコントロールがしやすいのも大きな魅力。

大手証券会社の1つである松井証券が運営しているFXサービスなので、信頼感があります。長時間の電話応対体制など充実したサポート体制を活用しながらトレードに臨みたい方に特におすすめのFX会社です。

項目最低通貨単位スプレッド(USD/JPY)通貨ペア数
松井証券1通貨0.2銭20通貨ペア

松井証券 FXの詳細はこちら

外為どっとコム | スワップポイントだけで換金可能

外為どっとコムは、数ある日本のFX会社の中でも利用登録者が多く、安定したサービスを提供してくれる信頼感のある業者です。

もちろんトルコリラの取り扱いもあり、スワップポイントを活用したトレードにも対応。。

さらに、外為どっとコムがトルコリラと相性の良いポイントとしては、スワップポイントのみを現金に換金できる点です。

一般的には、スワップポイントが計上されているポジションを決済したときに、同時にポイントが精算される仕組みになっているケースが多いのですが、外為どっとコムではポイントのみ単独で換金ができます。

ポイントを換金して運用したい方におすすめの会社です。

くりっく365 | 高いスワップ実績とスプレッドの狭さ

くりっく365は、外国為替相場を取扱う取引所の名称です。くりっく365を取り扱うためには日本では15社(2021年5月現在)ある証券会社で口座開設をする必要があります。

くりっく365の市場でもトルコリラの取り扱いがあります。他の証券会社が提供するサービスと比べても遜色ないレベルのサービスを提供。

スワップポイントの実績は非常に高く、高水準を維持しています。さらに、注文時における買いと売りとのレート差であるスプレッドが、トルコリラ/円の通貨ペアにおいて相当狭い水準で推移しています。

市場としての健全性と安全性の面も含めて、トルコリラを取り扱いたい時には、くりっく365の市場を利用するのはおすすめです。

トルコリラはリスクを伴うが投資目的でメリットも多い

以上、トルコリラの運用について紹介をしてきました。

トルコという国家の情勢の影響もあり、リスクが高い通貨ではありますが、他に類を見ない高金利通貨であることは、非常に魅力的です。

紹介してきたように、トルコリラという通貨には、マイナーな通貨である点、政治や経済の動向に影響を受けやすいことから、急激な相場変動が起こりやすいリスクが伴います。影響の大きい案件が出た場合には、ポジションと証拠金の保有状況によってはロスカットどころか、借金を負うほどの多大な影響が及ぶことも過去にはありました。

それでも、スワップポイントの高さは投資面では非常に魅力的で、メリットがあります。スワップポイントの推移としては減少傾向にあるものの、スワップポイントの運用では不労所得を得られる感覚でどんどん利益が積みあがっていきます。

しかし、トルコリラの通貨としてのリスクを考慮し、レートの相場変動はもちろん、トルコの政治経済全体の状況を鑑み、リスクのある事象が起こりそうな場合にはポジションを早目に決済する準備をしておくなど、リスク管理を常に心がけておきましょう。

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