auじぶん銀行カードローンの審査や金利、増額方法について詳しく解説

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三菱UFJ銀行とauフィナンシャルホールディングス(株)が共同出資しているauじぶん銀行は、2005年に設立されたインターネット銀行です。

じぶん銀行では預金や住宅ローンや外貨預金、投資信託といった一般的な銀行が取り扱っている業務だけではありません。

株式やFX、くじ、公営ギャンブルなども取り扱っている銀行です。

そんなじぶん銀行の取り扱っている、じぶん銀行カードローンについて詳しく解説します。

利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • au限定割は、auユーザーでなくても一定条件下で利用できる
  • じぶん銀行カードローンでは、仮審査と本審査がある
  • 借り入れはATMからと口座振込みの2パターン
  • 自動返済はじぶん銀行口座がないとできない
  • 金利は借入可能上限額で細分化されている
  • 全ての個人信用情報機関に加盟
  • 増額は利用開始から6ヵ月以降が目安
目次

じぶん銀行カードローンはau限定割やPontaポイント付与など利点が多いのが特徴

じぶん銀行カードローンは、au限定割で金利の引き下げやPontaポイントがもらえる利点の多いカードローンです。

じぶん銀行カードローンの公式サイトでは、以下の点を選ばれる理由として挙げています。

  • 借り換えにも利用できる
  • 返済は毎月1,000円から可能
  • ご利用明細書の郵送なし
  • ネット銀行ならではの安心金利
  • 手続きは全てスマホでOK
  • ATM手数料が完全無料

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じぶん銀行カードローンと他のネット銀行カードローンを貸付条件から比較

じぶん銀行カードローンはどんなカードローンか、同じネット銀行である楽天銀行とPayPay銀行のカードローンと比較してみましょう。

じぶん銀行カードローン 貸付条件

項目 通常 au限定割 誰でもコース au限定割 借り換えコース
対象・契約時年齢満20歳以上69歳以下
・安定継続した収入がある*
・契約時年齢満20歳以上69歳以下
・安定継続した収入がある*
・ 契約時年齢満20歳以上69歳以下
・ 安定継続した収入がある*
保証会社アコム㈱アコム㈱アコム㈱
借入可能上限額10~800万円(10万円単位)10~800万円(10万円単位)100~800万円(10万円単位)
借入利率年1.48~17.5%年1.38~17.4%年0.98~12.5%
利息計算方法毎日最終残高に付利単位1円とし、1年を365日とする日割計算毎日最終残高に付利単位1円とし、1年を365日とする日割計算毎日最終残高に付利単位1円とし、1年を365日とする日割計算
遅延損害金年18%年18%年18%
借入方法・ATM
・指定した銀行口座に振込
・ATM
・指定した銀行口座に振込
・ATM
・指定した銀行口座に振込
返済方法・ATM
・自動返済支払
・ATM
・自動返済支払
・ATM
・自動返済支払
約定返済額1,000~160,000円1,000~160,000円1,000~160,000円
約定返済サイクル・期日約定返済
・35日ごと返済
・期日約定返済
・35日ごと返済
・期日約定返済
・35日ごと返済
普通預金口座開設不要不要不要
その他・Pontaポイント付与
・じぶんプラス対象
・Pontaポイント付与
・じぶんプラス対象
・Pontaポイント付与
・じぶんプラス対象
※自営、パート、アルバイト含む、保証会社アコム㈱の保証を受けられる

楽天銀行スーパーローン/PayPay銀行

項目楽天銀行スーパーローンPayPay銀行
対象 ・契約時年齢満20歳以上62歳以下
(パート、アルバイト、専業主婦は60歳以下)
・安定継続した収入がある(専業主婦も可)
・楽天カード(株)またはSMBCファイナンスサービス(株)の保証を受けられる
・申込時年齢満20歳以上69歳以下
(新規借入は満73歳の誕生月の翌月1日まで)
・安定継続した収入がある
(年金も可、配偶者に収入があれば可)
・PayPay銀行の普通預金口座保有
・SMBCコンシューマーファイナンス(株)の保証を受けられる
保証会社楽天カード(株)または
SMBCファイナンスサービス(株)
SMBCコンシューマーファイナンス㈱
借入可能上限額10~800万円(10万円単位)1,000万円以下
借入利率年1.9~14.5%年1.59~18%
利息計算方法毎日最終残高に付利単位1円とし、
1年を365日とする日割計算
毎日のピーク残高に付利単位100円とし、
1年365日(うるう年は366日)とする日割計算
遅延損害金年19.9%年20%
借入方法・ATM
・指定した銀行口座に振込
・ATM
・PayPay銀行口座に振込
・PayPay銀行普通預金口座が残高不足時に自動融資
返済方法・ATM
・自動返済支払
・インターネットによる返済
PayPay銀行普通預金口座より引き落とし
約定返済額2,000~100,000円3,000~120,000円
約定返済サイクル期日約定返済期日約定返済
(1~28日から任意で設定)
普通預金口座開設不要不要
その他・一部のATMで借入の都度手数料発生
・新規入会で楽天ポイント1,000ポイントもらえる
・楽天会員ランクに応じて審査優遇(※)
一定条件下で初回無利息、キャッシュバックあり

※ 必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

じぶん銀行カードローンの金利は楽天銀行より高いものの、返済方法や返済サイクルが選べるため、様々な返済スタイルにも合います。

収入が不定期になりがちな自営業の人などは、じぶん銀行カードローンを利用するとよいでしょう。

au限定割はau関連の契約が1つでもあれば適用される

au限定割の特典を受けるには、一定の契約などが紐ついたauIDが必要です。

auIDとは

auIDはauに関連するサービスを受ける際に必要です。

2016年より他キャリアでも登録できるようになりましたが、auPAYなど他キャリアでは利用できないサービスもあります。

auユーザー限定の特典が受けられる契約は以下の通りです。

  • au
  • auひかり
  • auひかり ちゅら
  • Smart TV Box
  • J:COM PHONE プラス
  • J:COM PHONE ひかり
  • au one net(「フレッツ光」/「コミュファ光」/ WiMAX)
  • マンションプラス電話
  • ホームプラス電話
  • ケーブルプラス電話
  • ケーブルプラス光電話
  • ケーブルプラスホーム電話
  • with HOME
  • BIGLOBEサービスのKDDI請求
  • 都市ガス料金立替払いサービス

・子どもの使用するスマホを登録することで、自動的に使用制限がかけられるau利用者登録制度の利用は対象外です。
・格安スマホに対抗するために新たに設けられた料金ブランドpovoは、暫定措置として対象となっています。

他の携帯ユーザーであっても、契約が紐ついたauIDがあればau限定の特典割を受けられますが、特典を目的にキャリアを変えず上記の契約をするメリットは薄いといえます。

契約が紐ついていないauIDは申込の段階で分かるため、カードローンの特典は受けられません(じぶん銀行ローンセンターに確認済み)。

じぶん銀行カードローンの最大の特徴であるau限定割の特典は、具体的には以下の2点です。

au限定割特典 内容
金利優遇・au限定割 誰でもコースは通常金利から年0.1%優遇
・au限定割 借り換えコースは通常金利から年0.5%優遇
Pontaポイント付与・対象:2020年12月1日以降新規契約
・期間:新規契約日から翌月末まで1回限り
・判定日:新規契約日の翌月末日
・条件:
①判定日までにauIDの登録が完了  
②判定日に借入残高があること  
※判定日までに解約や借入がない場合、延滞中は対象外

・内容:
①1,000ポイント付与  
②借入残高25万円以上50万円未満:2,500ポイント付与   
 借入残高50万円以上100万円未満:1,000ポイント付与   
 借入残高100万円以上:10,000ポイント付与

・付与の時期:判定日の翌々月末までに付与

Pontaポイントはすき家やはま寿司などで1ポイント=1円として利用できる他、auPAYのチャージやJALマイルへの交換もできるため、普段利用していなくとも持っておいて損はないポイントです。

じぶん銀行カードローンはじぶんプラス対象|取引が多い人ほどメリットが増える

じぶん銀行カードローンは、じぶんプラスの対象取引となります。

じぶんプラスとは

取引内容や残高に応じて普通預金のATM利用手数料や振込手数料が無料になる独自サービスです。

じぶんプラスでは、毎月20日時点での取引内容及び残高によって判定され、5つのステージに振り分けられます。

じぶんプラスのサービス内容

サービス内容ステージ1ステージ2ステージ3ステージ4ステージ5
1カ月のATM利用手数料無料の上限回数(預け入れ)1回上限なし上限なし上限なし上限なし
1カ月のATM利用手数料無料の上限回数(引き出し)0回3回4回8回11回
1カ月の振込手数料無料の上限回数0回 0回 1回8回15回
※ゆうちょ銀行のATM利用手数料無料はどのステージでも月1回のみ
※ じぶん銀行及び三菱UFJ銀行宛振込はどのステージでも回数制限なしで手数料無料

では、じぶんプラスの対象となる取引内容を見てみましょう。

取引内容 基準
じぶん銀行toto1,000円以上購入
オートチャージauPAY残高へ3カ月以内に1回以上チャージ
スマホデビット2万円以上利用
給与振込5万円以上入金
定額自動入金5万円以上入金
電子マネーチャージauPAY残高などへ1回以上チャージ
口座振替auPAYカードなど1件以上引き落とし
外貨預金残高10万円以上
仕組預金残高10万円以上
じぶん銀行FX1回以上取引
じぶん銀行カードローン借入残高1万円以上
住宅ローンお借り入れ

じぶん銀行カードローンが借入残高1万円以上の場合、じぶん銀行に預けている資産額が100万円未満でステージ4、100万円以上でステージ5となります。

カードローンをきっかけに、じぶん銀行をメインバンクにすることで、じぶんプラスの特典をより活かせます。

申し込みから借入までスマホで完結!契約もサイン要らず

ネット銀行のみならず、多くのメガバンクや消費者金融のカードローンも申し込みから借り入れまでスマホで完結できますが、じぶん銀行カードローンも例外ではありません。

じぶん銀行カードローンのページに表示されている借り入れまでの流れは以下のとおりであり、手軽にスマホで完結できます。

  1. 申し込み
  2. 審査結果通知
  3. 契約
  4. 借り入れ

じぶん銀行カードローンは、電話や来店での申込はできません。

では、申し込みから借り入れまでの流れを詳しく説明します。

STEP1.申し込み 情報を入力、送信で完了

カードローンのページから24時間申込手続きができます。

申込ボタンを押下後、以下の中から選択します。 

①じぶん銀行口座を持っている人じぶん銀行のID、パスワードを入力し、申込手続きに入ります。
②じぶん銀行口座は持っていないがauIDを持っている人auIDのID、パスワードを入力し、申込手続きに入ります。
③じぶん銀行口座もauIDも持っていない人すぐに申込手続きに入ります。

申込手続きでは、2ページにわたって情報を入力します。

1ページ目は氏名や住所、性別、生年月日等基本的な個人情報です。

2ページ目は勤務先や雇用形態、自宅が賃貸か所有か、他社借入状況などを入力します。

2ページ目に返済方法や使用するローンカードの暗証番号は入力しますが、借入希望金額を入力する欄はありません。

入力画面の両ページとも、未入力項目の有無が分かりやすく表示されるため、漏れなく入力できます。

入力完了後、確認ページを経由して申込入力完了です。

STEP2:審査結果 入力された情報を元に行った仮審査と書類提出後の本審査がある

審査結果について、じぶん銀行カードローンの公式サイトではSTEP2で記載されていますが、実際の申込入力から審査結果通知までの流れは以下のように少し複雑です。

STEP
仮審査結果通知

申し込みで入力された情報を元に仮審査が行われ、審査結果が電話もしくはメールにて通知されます。

STEP
書類提出

本人確認資料や申込金額が60万円以上の場合は、収入を証明する資料を提出します。

STEP
本審査結果通知

入力された情報と提出された資料に相違がないかチェックし、問題なければ契約に進みます。

審査結果の流れ① 仮審査結果通知

申し込みで入力された情報を元に仮審査がおこなわれます。

仮審査結果は平日9:00~20:00、土日祝日9:00~17:00の申し込みであれば、入力してから30分~1時間でメールにて通知されます。

ただし、申し込みが多い時などは審査結果がでるまで、少し時間がかかります。

じぶん銀行カードローンでは、申し込みの際に借入希望金額の入力はありません。

仮審査の結果から、借入可能金額や金利が確定します。

もし、借入可能金額より少ない金額で申し込みを希望する場合は、結果通知の際にその旨を申し出る必要があります。

仮審査結果通知の後、勤め先への在籍確認があります。

在籍確認の時間指定はできませんが、本人不在であっても在籍の確認が取れれば、問題ありません。

審査結果の流れ② 書類提出

本人確認資料及び申込金額が60万円以上の場合は、収入を証明する資料を提出が必要であり、仮審査結果通知前でも受け付けてもらえます。

提出方法は、スマホ等で撮影した資料をサイト内の書類提出のボタンからアップロードして完了です。

認められている本人確認資料は、以下のとおりです。

本人確認資料 提出の際の留意事項
運転免許証(表面、裏面)免許証番号は明確に
健康保険証(表面、裏面)カード・紙いずれも可
マイナンバーカード(表面)通知カードは不可
パスポート(写真・旅券番号記載ページ、所持人記入欄)2020年2月4日以降は所持人記入欄がないため不可
住民基本台帳カード(表面、裏面)顔写真付き、共通ロゴマーク、QRコードがないものは不可

いずれも、有効期限内かつ現住所が記載されていなければなりません。

外国籍の人は上記本人確認資料と併せて、在留カードか特別永住者証明書の提出が必要です。

収入を証明する資料として、認められているものは以下のとおりです。

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 地方公共団体が発行する所得(課税)証明書
  • 給与明細書
  • 確定申告の控え(個人事業主の場合)

上記の資料はいずれも、直近分のみの提出で構いません。

審査結果の流れ③ 本審査結果通知

申し込みで入力した情報と提出された資料に違いがなければ、仮審査結果から変更なく契約に進みます。

万が一違いがあった場合は、修正された情報で再度審査されるため、仮審査結果とは違う本審査結果となることがあります。

STEP3:契約 署名の必要なし

契約では特別に手続きは必要なく、契約書に署名することもありません。

メールまたは電話で契約内容を確認し契約は完了、契約完了後は1週間程度でローンカードが届きます。

STEP4:借り入れ ATMと振り込みで借り入れ

ローンカードは到着までに1週間程度かかるため、ATMでの借り入れはできません。

振り込みで借り入れする場合は契約完了後、すぐに利用できます。

ローンカード到着後であれば、提携ATMから借り入れもできます。

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借入・返済方法 どんな利用スタイルにも対応可能

借り入れや返済方法は様々なバリエーションが選べるだけでなく、途中変更もできるため、生活環境の変化などに対応できます。

利用できるATMは限られているものの、不便に感じるほどではありません。

では、借り入れや返済について詳しく説明していきます。

借入方法はATMと振り込みの2つ いずれも手数料無料

借り入れする方法は、ATMと振り込みの2つがあり、いずれも手数料無料で利用できます。

借入方法① ATMを利用して借り入れする

じぶん銀行カードローンが利用できるATMは三菱UFJ銀行やセブン銀行、E-netのロゴのあるローソン銀行ATM、ゆうちょ銀行です。

E-netのロゴのあるATMであれば、他のコンビニでも利用できます。

借りる時はじぶん銀行のキャッシュカードではなく、契約後1週間程度で郵送されるローンカードを使用します。

ATMで借り入れする場合、提携ATMの営業時間外やシステムメンテナンス中を除き、24時間365日利用できます。

システムメンテナンスは、毎週月曜日1:00~5:00、毎月第2土曜日21:00~翌7:00です。

ATMからの借り入れは1,000円から利用できる一方で、ローンカードに不正防止のため1日の利用上限額が設定されており、初期設定では50万円までです。

利用上限額は変更も可能であるため、借り過ぎ防止策としても活用できます。

借入方法② 振り込み

振り込みで借り入れする場合、じぶんローン会員ページから手続きします。

じぶんローン会員ページは、7桁のカードローン番号及び4桁の暗証番号でログインできます。

振り込みでの借り入れは1万円以上でなければ利用できませんが、本人口座であれば他の金融機関でも手数料は無料です。

システムメンテナンス中の毎月第2土曜日21:00~翌7:00以外は、24時間365日受け付けてもらえますが、すぐに振り込まれるわけではありません。

じぶん銀行の口座宛ての場合は当日もしくは翌日の振り込み、じぶん銀行以外の口座の場合は当日もしくは翌営業日の振り込みとなります。

振り込みが翌日もしくは翌営業日なる可能性として、モアタイムシステムに参加している金融機関以外に、夜間など時間外の振り込みを依頼した場合が殆どです。

じぶん銀行口座から他行宛ての当日振込の受付時間は0:15~23:30です。

従って、15:00~23:30に振り込みでの借り入れをする場合は、当日入金となるように入金先の銀行が対応している時間帯に振込依頼しましょう。

返済方法は自動返済もしくはATM返済の2パターンから選べる

じぶん銀行カードローンでの返済方法は、じぶん銀行の口座から引き落とされる自動返済、もしくはATM返済の2種類あります。

自動返済の場合は、当然じぶん銀行口座を持っていなければなりません。

つまり、じぶん銀行口座を持っていない人は、ATM返済のみということです。

余裕がある場合は随時返済も可能であり、随時返済を頻繁におこなっていると、返済余力ありと判断されることで限度額の増額を案内されることがあります。

返済方法① 自動返済

予め指定しておいた毎月の返済日に、じぶん銀行の口座から引き落とされる返済方法です。

自動返済では、じぶん銀行口座に返済額以上の残高があれば問題ありません。

仮に残高不足であった場合は、当日18時に再度引き落とし処理がおこなわれるため、それまでに入金しておきましょう。

万が一、18時までに入金できなかった場合は再度引き落とし処理はされないため、当日中にATMで返済しなければなりません。

当日中にATMでも返済できなかった場合は延滞となり、遅延損害金が発生します。

自動返済はじぶん銀行に口座を持っている人にとって、毎月決まった日に決まった金額を入金しておけばよいため、返済計画が立てやすいのも利点です。

返済方法② ATM返済

ATM返済はカードローンでは一般的な返済方法であり、24時間365日返済が可能、利用できるATMは借入時と同じです。

自動返済と違い、初回借入日もしくは前回返済期日から35日後が返済期日であるため、期日14日前の返済から当月分の返済とみなされます。

例えば、返済期日が7月25日で、約定返済額が15,000円であった場合

7月10日に15,000円入金しても15日前であるため、当月分の返済とみなされず、随時返済扱いとなります。

7月20日に10,000円入金しても約定返済額未満となるため、当月分の返済とみなされず、随時返済として扱われます。

返済時の注意点として、約定返済額以上の入金でなければ返済とみなされません。

つまり、7月11~25日に15,000円入金することで、当月分の返済とみなされるということです。

35日サイクルのATM返済は、返済プランを柔軟に変更できるのが利点ですが、返済日をつい忘れてしまうリスクがあります。

じぶん銀行カードローンの場合、3日前にメールにて返済期日を知らせてくれますが、返済期日を忘れぬようメモしておくなど工夫しましょう。

約定返済額は契約したタイミングによって異なる

毎月最低限返済しなければならない金額である約定返済額は、同じ借入金額であっても契約日によって異なります。

【契約日が2014年9月16日以降】毎月の返済額

借入残高 借入利率年9%以下 借入利率年9~13%以下 借入利率年13%超
10万円以下1,000円1,500円2,000円
10万円超20万円以下2,000円3,000円4,000円
20万円超30万円以下3,000円4,500円6,000円
30万円超10万円増すごと1,000円追加1,500円追加2,000円追加
※同日以降に約定返済額の変更契約締結済を含む

【契約日が2013年3月25日~2014年9月15日】毎月の返済額

借入残高 借入利率年12%以下 借入利率年12~15%以下 借入利率年15%超
10万円以下1,500円2,000円3,000円
10万円超20万円以下3,000円4,000円6,000円
20万円超30万円以下4,500円6,000円9,000円
30万円超10万円増すごと1,500円追加2,000円追加3,000円追加

【契約日が2013年3月24日以前】毎月の返済額

借入残高 借入利率年15%以下 借入利率年15%超
10万円以下2,000円3,000円
10万円超20万円以下4,000円6,000円
20万円超30万円以下6,000円9,000円
30万円超10万円増すごと2,000円追加3,000円追加

しかし、自分で計算する必要はなく、じぶんローン会員ページで次回の返済額は確認出来るため、毎月返済の前にチェックしましょう。

金利の低さは銀行系カードローンならでは|借入可能上限額で細分化されている

じぶん銀行カードローンの金利は公式サイトに紹介されているように、借入可能上限額によって決定されます。

借入可能上限額が高いほど、段階的に金利は下がります。

では、じぶん銀行カードローンの金利について詳しく説明します。

適用される金利は細分化されている|金利決定は仮審査のタイミング

じぶん銀行カードローンでは、仮審査の段階で借入可能上限額と金利が決定されます。

公式サイトで紹介されている金利は、以下の通りです。

じぶん銀行カードローンの金利

借入可能上限額 通常金利(年利) au限定割 誰でもコース au限定割 借り換えコース
710~800万円年1.48~3.5%年1.38~3.4%年0.98~3.0%
610~700万円年3.5~4.5%年3.4~4.4%年3.0~4.0%
510~600万円年4.5~5.0%年4.4~4.9%年4.0~4.5%
410~500万円年5.0~6.0%年4.9~5.9%年4.5~5.5%
310~400万円年6.0~7.0%年5.9~6.9%年5.5~6.5%
210~300万円年7.0~9.0%年6.9~8.9%年6.5~8.5%
110~200万円年9.0~13.0%年8.9~12.9%年8.5~12.5%
10~100万円年13.0~17.5%年12.9~17.4%年12.5%
※借り換えコースは100万円未満は取り扱いなし

上記表を見る限りは金利に幅があり、漠然としています。

しかし、実際は公式サイトで紹介されているよりも金利設定は細分化されており、限度額毎に基準の金利が決まります。

例えば限度額80万円であれば、金利年16.5%で設定されています。

申し込みで入力された内容次第では、さらに金利が引き下げられる可能性があります。

他のカードローンとの金利を比較|細分化されているため見た目以上にお得

じぶん銀行カードローンと代表的なカードローンの金利を比較してみます。

カードローン名 金利(年率)
じぶん銀行カードローン(通常金利)年1.48~17.5%
楽天銀行スーパーローン年1.9~14.5%
PayPay銀行年1.59~18%
住信SBIネット銀行年1.59~14.79%
アイフル年3.0~18%
プロミス年4.5~17.8%
アコム 年3.0~18.0%
三井住友銀行カードローン年1.5~14.5%
みずほ銀行カードローン年2.0~14.0%
イオン銀行カードローン年3.8~13.8%

じぶん銀行カードローンの金利は他のカードローンと比べると下限金利が低く、上限金利は高く設定されています。

借入可能上限額が高ければ、他の銀行カードローン並みの金利で利用できます。

一方、上限金利が適用される少額借入では消費者金融並みの金利に見えます。

ただし、借入可能上限額毎に細分化されているため、実際は消費者金融よりも低い金利で利用できる可能性があります。

金利引き下げの交渉は一定期間の利用が必要!申請後には審査あり

じぶん銀行カードローンは利用し一定期間経てば、金利引き下げの交渉ができます。

金利の引き下げ交渉はじぶん銀行ローンセンターに電話し、金利引き下げ希望の旨伝えると受け付けてもらえます。

ただし、金利を引き下げる際にも審査があり、審査結果によって引き下げられない場合もあります。

年収が増加した場合など、金利引き下げ時の審査に通りやすい状況になってから交渉にのぞみましょう。

ネット銀行とは言え審査が甘いわけではない|申し込み入力2枚目が肝

じぶん銀行カードローンは、申し込みから借り入れまでスマホで完結できるため、手軽に利用できる印象を受けます。

しかし手軽に利用できるからといって、審査が甘いわけではありません。

じぶん銀行カードローンも、しっかりと審査をした上で融資可否を判断します。

では、じぶん銀行カードローンの審査ではどのようにおこなわれるのか、詳しく説明します。

申し込みで入力された内容と個人信用情報を元に保証会社アコム(株)も審査を実施

じぶん銀行カードローンの審査は、申し込みで入力された内容と個人信用情報を元に審査をおこないます。

個人信用情報機関に登録されている他の借入状況を踏まえ、申し込みで入力された内容から返済能力を審査します。

審査は保証会社であるアコム㈱がおこなうため、アコム(株)が保証会社となっている他のローンで延滞の履歴があると、少額借入であっても審査に落ちる可能性があります。

実質的な本審査である仮審査|入力2ページ目が大きな要素

じぶん銀行カードローンでは、申し込みで入力された内容を元に仮審査がおこなわれ、借入可能金額及び金利が決定されます。

本審査は入力内容に相違がないかを確認するのが主であり、仮審査が実質的な本審査といっても過言ではありません。

申込時の入力内容を主に審査され、雇用形態や社会保険の加入状況、自宅が所有か賃貸といった入力内容が重要視されます。

もちろん、審査を通りたいからといって、嘘をついてはいけません。

嘘が後々バレると一括返済を求められる可能性がある旨など、じぶん銀行ローン規約第13条2項で定めています。

申込時に入力する情報で審査に影響する項目

項目 内容
配偶者あり > なし
住まいの区分自己所有 > 家族所有 > 賃貸 > 公団・UR・社宅 
入居年月古いほど良い
勤務先入社年月古いほど良い
年収高額ほど良い
雇用形態正社員・自営 > 嘱託・派遣・契約 > アルバイト・パート > 期間工・季節工
収入の形態固定給 > 一部歩合 > 完全歩合

年収は入力した勤務先のみの収入であり、副業やアルバイトの収入は審査で考慮されません。

入力間違いがないか確認した上で、申し込みしましょう。

審査で確認される個人信用情報機関は3つ!他の借入状況は全て把握されている

じぶん銀行カードローンの審査では、個人信用情報機関に登録されている情報も照会します。

じぶん銀行カードローンが加盟している個人信用情報機関は、以下の3つです。

  • 全国銀行個人信用情報センター
  • (株)日本信用情報機構
  • (株)シー・アイ・シー

これら個人信用情報機関には、他社の借入状況などを把握できる情報が登録されています。

審査では個人信用情報にある他社の借入件数や金額が申し込みした時の入力内容と一致するか、支払状況に問題はないのかを確認します。

他社から借りているお金がある場合は審査に落とされる場合がある

じぶん銀行カードローンは、銀行融資にあたるため貸金業法の対象外であり、年収3分の1を超える貸付は禁止されていません。

しかし、他社の借入金額と合算して年収の3分の1を超える借入申込は、審査で落とされる可能性が高くなります。

2010年に施行された改正貸金業法では、消費者金融等は年収の3分の1を超える貸付をしてはならないと定められています。

商品購入時の分割払いなど不払いがあれば審査に影響する

個人信用情報機関に登録されている情報は借り入れだけではありません。

分割払いにしている携帯の端末代や信販系の賃貸住宅保証会社を利用している情報も信用情報として記録されています。

つまり、携帯料金や家賃支払いの延滞も個人信用情報に登録されるということであり、審査に落ちる原因となります。

他にも短期間に複数の消費者金融等でカードローンの申し込んだ場合や、たとえ1日の延滞であっても信用情報機関に登録されるため、毎月の資金繰りが厳しいと判断され審査に悪影響が出る可能性があります。

例えば、信用情報機関CICの場合、61日以上もしくは3カ月以上の長期延滞や債務整理などは異動情報として登録されます。

異動情報が残っている状態では、審査に通る可能性は大きく下がるため、事前に各信用情報機関から自分の信用情報を取り寄せ、不利な情報が消えるのを待ってから申し込みしましょう。

借入可能上限額は引き上げ可能!引き上げの際には再度審査あり

申し込みで希望していた金額が借りられなかった人や、今の借入可能上限額では足りない人もいるかもしれません。

このような場合、別のカードローンを申し込むこともできますが、じぶん銀行カードローンで借入可能上限額を引き上げることができます。

では、借入可能上限額の引き上げについて詳しく説明していきます。

借入可能上限額を引き上げることで金利が引き下げられる可能性がある

じぶん銀行カードローンと契約後、借り入れできる借入可能上限額を引き上げることも可能です。

契約上で決められた借入可能上限額では足りない場合、別のカードローンを利用するのも一つですが、新規借入情報も個人信用情報に登録されます。

その点、借入可能上限額を引き上げる方法は、借入件数を増やすことなく借り入れできる金額が増やせます。

また、借入可能上限額を引き上げることで利用できる金額が増えるだけでなく、適用される金利も引き下げられる可能性があります。

例えば、借入可能上限額10~100万円で金利が年13.0~17.5%の場合、上限額が150万円まで引き上げられると金利は年8.9~12.9%で利用できます。

借入可能上限額を引き上げを希望する場合はじぶん銀行ローンセンターへ電話する

じぶん銀行カードローンの借入上限額の引き上げは、新規申込のようにインターネットでは受け付けてもらえないため、じぶん銀行ローンセンターに電話して、借入可能上限額の引き上げを申し出なければなりません。

じぶん銀行カードローンでは、利用中に借入可能上限額の引き上げの案内がくることがありますが、その場合もじぶん銀行ローンセンタ―への電話は必須です。

借入可能上限額の引き上げを申し出ると審査がおこなわれ、無事に通ればすぐに借入可能上限額が引き上げられます。

借入可能上限額引き上げの最低条件は返済実績と延滞、金融事故等がないこと

じぶん銀行カードローンの借入可能上限額引き上げには最低条件として、返済実績があることや延滞がないことです。

じぶん銀行ローンセンターの話では、利用開始すぐに借入可能上限額の引き上げを受け付けることはできるものの、通る可能性は低く、返済実績として利用開始から最低でも6ヵ月が必要とのことです。

じぶん銀行カードローンはもちろんのこと、他の借り入れであっても信用情報機関に異動情報として登録されている場合、借入可能上限額の引き上げはできません。

年収増加や他社借入の減少があれば借入可能上限額の引き上げ審査に通る可能性は高くなる

じぶん銀行カードローンは借入可能上限額の引き上げの際は、申し込み時点よりも年収が増えているなど、返済能力の向上を判断する審査があります。

審査で重要視されるのが年収の変動であり、増加していればそれだけ増額の可能性は高くなります。

契約時の借入可能上限額が60万円未満であり、増額後に60万円を超える場合の他、審査の際に収入を証明する資料を求められる場合があります。

他にも他社の借入金額が減少していれば、審査に通る可能性が高くなります。

借入可能上限額の引き上げ時におこなわれる審査の結果次第では減額となる場合もある

借入可能上限額の引き上げ時におこなわれる審査結果によって、逆に上限額が引き下げられる場合があります。

借入可能上限額は引き下げれる理由として、じぶん銀行が利用者の返済能力が低下していると判断した場合です。

例えば、他社借入金額の増加や年収の減少、利用開始以降の退職や転職などが挙げられます。

他社借入状況は問題ないか、収入を始め返済能力が低下していないか、事前に確認した上で、借入可能上限額の引き上げを申し出ましょう。

じぶん銀行カードローンはauIDを利用している人におすすめ

じぶん銀行カードローンは金利の引き下げやPontaポイント付与など、auIDを利用している人なら是非とも利用したいカードローンの1つです。

一方、auIDを利用していない人の場合は特典こそないものの、急な出費にも対応、スマホがあれば簡単に借り入れまで手続きができるなど使い勝手の良いカードローンです。

さらに利用状況次第では、借入可能上限額の引き上げも十分可能であり、魅力あるカードローンといえます。

この記事を読んで魅力的に感じたのであれば、じぶん銀行カードローンの利用を検討してみてください。

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