個人年金保険って?

こんにちは!保険選び.comです。
今回は個人年金保険って?について解説します。
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国民年金や厚生年金などの「公的年金」は、将来受け取る年金額が、夫が月収42万円のサラリーマンで妻が専業主婦の家庭において月に22万1277円(2017年厚生労働省発表)となり、現役世代と比べてかなり目減りしてしまい、貯蓄を切り崩しながら生活する世帯が多くなると予測されています。

公的年金にさらに上積みして年金額を増やしたいと考えたときに、民間の保険会社が販売する「個人年金保険」を利用することが一つの方法でしょう。 これは医療保険とは違い「貯蓄型保険」と呼ばれるもので、保険料の払込期間に保険料を払うことで貯金をしているようなもので、契約時に定めた年齢に達した時点から年金を受け取ることができます。払込期間に亡くなった場合は、それまで払い込んだ保険料は払い戻ししてくれます。

個人年金保険にはもらえる年金額を増やすために考えないといけないポイントがあります。

まずは種類ですが、「定額年金」は契約時に払込期間と年金額が確定しているものです。将来いくらもらえるか確定しているため将来設計がしやすいメリットがありますが、物価が上昇するインフレに弱かったり、利率が低い時期に契約してしまうとその後利率が上昇しても変更できないデメリットがあります。

これを回避するため「変額年金」という商品がありますが、保険会社の運用実績によって年金額が変わるので、将来の年金額が増える可能性があります。しかし、運用が悪ければ元本を下回る可能性もあるためよく考えて入らないといけません。契約時には「返戻率」を見ます。100%を上回れば元本を超えて、下回れば元本割れということです。

個人年金保険には公的年金を補うものという側面があり、元本を補償してくれる商品も多いため安心して入れる保険と言えるかもしれません。しかし、できるだけ年金額を増やしたいのであれば、契約時に返戻率の高い商品、確定年金や変額年金などの種類によっても受け取る年金額が変わってきます。

またできるだけ若いうちに加入する方が保険料の払い込みが多くなり年金額が増えるでしょう。